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Interstage Job Workload Server V9.2.0 セットアップガイド

C.2.1 RDB構成パラメタファイル

rdbsetupコマンドが作成するRDB構成パラメタファイルの内容を、以下に示します。

RDB構成パラメタファイルの内容

パラメタ

説明

RDBLOG

"128,128" を指定します。

RDBASYNCIO

"YES" を指定します。

RDBASYNCIONUMR

"0" を指定します。

RDBASYNCIONUMW

"1" を指定します。

RDBREPORTSIZE

"10485760" を指定します。

RDBEXTMEM

rdbsetupコマンドの-sオプション(システム規模)に応じて、以下の値を指定します。

  • small: "4224" を指定します。

  • moderate: "6720" を指定します。

  • large: "21696" を指定します。

  • super: "40728" を指定します。

RDBCNTNUM

rdbsetupコマンドの-sオプション(システム規模)に応じて、以下の値を指定します。

  • small: "192" を指定します。

  • moderate: "320" を指定します。

  • large: "1088" を指定します。

  • super: "2064" を指定します。

RDBPRJCODE

セットアップ情報ファイルの"PROJECT_CODE"に指定した値を指定します。

Symfowareは、通信その他の目的でIPCを使用します。このIPC使用時のキーとなる値が、他プロダクトと重複することを避けるために、キーの最上位バイトがプロジェクトを指すようにするという方式が勧められています。

本指定の省略時は、プロジェクトコードとして0xdbが指定されたものとみなします。

RDBSYSTEMID

rdbsetupコマンドがほかのSymfoware/RDBと重複しないRDBSYSTEMIDを自動的に採番します。


パラメタRDBSYSTEMIDは、RDBPRJCODEに続く、IPC使用時のキーの最上位2バイト目の値を指定し、IPCキーの重複使用を避けるために使用します。

それぞれのRDBシステムに与えるIDを1から31までの10進数で指定します。このIDはマシン内で一意となるように指定してください。

RDBCORE

セットアップ情報ファイルの"CORE_PATH"に指定した値を指定します。
Symfoware/RDBで異常が発生した場合のダンプ出力先ディレクトリ名を絶対パスで指定します。

RDBREPORT

"/var/opt/FSUNrdb2b/RDBシステム名/report"です。
"/var/opt/FJSVrdb2b/RDBシステム名/report"です。

RDBLOGMANAGE

セットアップ情報ファイルの"TEMPORARY_LOG_PATH"に指定した値を指定します。
ログ管理ファイルの配置先のディレクトリ名を絶対パスで指定します。

RDBDIRSPACE1

"/var/opt/FSUNrdb2b/RDBシステム名/rdbdir"です。
"/var/opt/FJSVrdb2b/RDBシステム名/rdbdir"です。
データベース用のRDBディレクトリファイルの配置先ディレクトリ名を絶対パスで指定します。

RDBDIRSPACE2

"/var/opt/FSUNrdb2b/RDBシステム名/rdbdir"です。
"/var/opt/FJSVrdb2b/RDBシステム名/rdbdir"です。
RDBディクショナリ用のRDBディレクトリファイルの配置先ディレクトリ名を絶対パスで指定します。

RDBSQLENV

"/opt/FSUNrdb2b/etc/RDBシステム名.env"です。
"/opt/FJSVrdb2b/etc/RDBシステム名.env"です。
システム用の動作環境ファイルのファイル名を絶対パスで指定します。

RDBSYSBUF

"/opt/FSUNrdb2b/etc/RDBシステム名"です。
"/opt/FJSVrdb2b/etc/RDBシステム名"です。
Symfoware/RDBが使用する共用バッファプールを定義したファイルの配置先ディレクトリ名を絶対パスで指定します。

RDB構成パラメタファイルの例


RDB構成パラメタファイルの例を以下に示します。

RDBLOG = 128,128
RDBASYNCIO = YES
RDBASYNCIONUMR = 0
RDBASYNCIONUMW = 1
RDBREPORTSIZE = 10485760
RDBEXTMEM = 【システム規模に応じた値】
RDBCNTNUM = 【システム規模に応じた値】
RDBPRJCODE = 【セットアップ情報ファイルのPROJECT_CODE指定値】
RDBSYSTEMID = 1
RDBCORE = 【セットアップ情報ファイルのCORE_PATH指定値】
RDBREPORT = /var/opt/FSUNrdb2b/RDBシステム名/report
RDBLOGMANAGE =【セットアップ情報ファイルのTEMPORARY_LOG_PATH指定値】
RDBDIRSPACE1 = /var/opt/FSUNrdb2b/RDBシステム名/rdbdir
RDBDIRSPACE2 = /var/opt/FSUNrdb2b/RDBシステム名/rdbdir
RDBSQLENV = /opt/FSUNrdb2b/etc/RDBシステム名.env
RDBSYSBUF = /opt/FSUNrdb2b/etc/RDBシステム名

RDBLOG = 128,128
RDBASYNCIO = YES
RDBASYNCIONUMR = 0
RDBASYNCIONUMW = 1
RDBREPORTSIZE = 10485760
RDBEXTMEM = 【システム規模に応じた値】
RDBCNTNUM = 【システム規模に応じた値】
RDBPRJCODE = 【セットアップ情報ファイルのPROJECT_CODE指定値】
RDBSYSTEMID = 1
RDBCORE = 【セットアップ情報ファイルのCORE_PATH指定値】
RDBREPORT = /var/opt/FJSVrdb2b/RDBシステム名/report
RDBLOGMANAGE =【セットアップ情報ファイルのTEMPORARY_LOG_PATH指定値】
RDBDIRSPACE1 = /var/opt/FJSVrdb2b/RDBシステム名/rdbdir
RDBDIRSPACE2 = /var/opt/FJSVrdb2b/RDBシステム名/rdbdir
RDBSQLENV = /opt/FJSVrdb2b/etc/RDBシステム名.env
RDBSYSBUF = /opt/FJSVrdb2b/etc/RDBシステム名