以下のバッチセットアップ情報ファイルを、viなどのエディタを使用して編集してください。
/etc/opt/FJSVibsbc/btfwsetup.conf |
バッチセットアップ情報ファイルに設定する情報には、以下の2つを記述します。
バッチ受付サービスの情報
JDBC環境の作成について“B.5.1.1 バッチ受付サービスの情報”で説明します。
ジョブの実行環境の情報
バッチジョブ定義データベースにSymfoware/RDBを利用しない場合と同じです。“4.1.1.4 ジョブの実行環境の情報”を参照してください。
バッチセットアップ情報ファイルに、ACCEPTOR要素を必ず1つだけ指定します。
ACCEPTOR要素には、バッチ受付サービスの情報として以下の情報を設定します。
定義情報 | 要素 |
---|---|
バッチジョブ定義データベースのJDBCに関する情報 | JDBC要素 |
バッチ受付サービスのスプール情報 | BATCH要素 |
ACCEPTOR要素のイメージを以下の図に示します。
JDBC要素
ACCEPTOR要素内に、JDBC要素は必ず1つ指定します。
JDBC要素には、1つの属性と 2つの要素があります。
それぞれについて以下に説明します。
属性/要素 | 項目名 | 必須 | 内容/省略値 |
---|---|---|---|
create | バッチジョブ定義データベースのJDBC定義の実施の有無 | - | バッチジョブ定義データベースのJDBC定義を実施するか否かを yes、noで指定します。 |
DBHost | バッチジョブ定義データベースのホスト名 | - | Symfowareのネーミングサービスのあるホスト名を1~255バイトの文字列で指定します。 |
DBPort | バッチジョブ定義データベースで使用するポート番号 | - | Symfowareのネーミングサービスを開始するホストに接続するポート番号を1~65535の数値を指定します。 |
-:省略可
JDBC要素内のすべての属性、要素を省略する場合においても、JDBC要素は必ず指定してください。
BATCH要素
ACCEPTOR要素内に、BATCH要素を、必ず1つだけ指定します。
BATCH要素には、3つの要素があります。
それぞれについて以下に説明します。
要素 | 項目名 | 必須 | 内容/省略値 |
---|---|---|---|
MAXJob | システム内の投入可能ジョブ数 | ○ | ジョブスプールに投入可能なジョブ数を10~99999の数値で指定します。 |
JobSpoolDir | ジョブスプールの作成先ディレクトリ | ○ | ジョブスプールを作成するディレクトリを絶対パスで指定します。 |
LogSpoolDir | ジョブログスプールの作成先ディレクトリ | ○ | ジョブログスプールを作成するディレクトリを絶対パスで指定します。 |
○:必須