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Interstage Job Workload Server V9.2.0 セットアップガイド

B.3.6 データソースの登録

データソースをネーミングサービスに登録します。

データソースの登録手順

データソースの登録手順を以下に示します。

B.3.6.1 ネーミングサービスの起動

データソースを登録および管理する、ネーミングサービスを事前に起動します。
ネーミングサービスは、以下のjavaコマンドをバックグラウンドで起動します。

java com.fujitsu.symfoware.jdbc2.naming.SYMNameService [ポート番号] &


ネーミングサービスを起動すると、”main”や”Thread”で始まるメッセージが出力されますが、対処は不要です。

B.3.6.2 データソースの登録

バッチジョブ定義データベース環境にデータソースを登録します。

データソースの登録詳細手順

データソースの登録時の詳細手順を以下に示します。

JDBCデータソース定義ファイル作成

データソースを登録するために、JDBCデータソース定義ファイルを用意します。
本ファイルは任意の場所に作成してください。
JDBCデータソース定義ファイルの指定内容について例をもとに以下に説明します。

データソースの登録

データソースの登録は、symjddefdsコマンドにより行います。
データソースを登録する、symjddefdsコマンドの形式を以下に示します。

symjddefds -bind -ds データソース名 -file JDBCデータソース定義ファイル名


symjddefdsコマンドの詳細は、“Interstage Business Application Server リファレンス”を参照してください。


上記データソースの登録を行う時に、バッチサーバ上でJMXサービスが起動していた場合には、データソースの登録後に、必ず以下の作業を実施してください。


isjmxstopコマンド、およびisjmxstartコマンドの詳細は、“Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。

B.3.6.3 ネーミングサービスの停止

データソースを登録および管理する、ネーミングサービスを停止します。
ネーミングサービスの停止方法は、以下の通りです。

ネーミングサービスを起動したコンソールが残っている場合

fgコマンドを投入し、バックグラウンドで動いているジョブをフォアグランドに戻します。
その後、[Ctrl]+ [C]  で停止してください。


記述例を以下に示します。

fg 1

ネーミングサービスを起動したコンソールが残っていない場合

killコマンドにより、ネーミングサービスのプロセスを終了させてください。


ネーミングサービスのプロセスIDが19798の場合の、記述例を以下に示します。

kill -9 19798

以下のコマンドにより、ネーミングサービスのプロセスIDを調べることができます。

ps -ef | grep fujitsu.symfoware.