Interstage Application Server リファレンスマニュアル(API編)
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第1章 C言語インタフェース> 1.20 Smart Repositoryインタフェース> 1.20.11 処理結果の受取り/解析インタフェース

1.20.11.4 ldap_parse_result()

名前

 ldap_parse_result

形式

 #include "idldap.h"
 int  ldap_parse_result(
         LDAP  *ld,
         LDAPMessage  *res,
         int  *errcodep,
         char  **matcheddnp,
         char  **errmsgp,
         char  ***referralsp,
         LDAPControl  ***serverctrlsp,
         int  freeit );

機能説明

 この関数は、受信したresult情報内の各種情報を読み込みます。この関数は、LDAP_RES_SEARCH_ENTRY以外のresult情報に対して使用します。

パラメタ

 ld
 ldap_init()、またはldapssl_init()で通知された、セションハンドルを指定します。
 res
 result情報のアドレスを指定します。
 errcodep
 result情報に含まれるLDAPエラーコードを格納する、変数のアドレスを指定します。LDAPエラーコードを読み込まない場合は、このパラメタにNULLを指定します。
 matcheddnp
 一致した範囲を示すDNのアドレスを格納する、ポインタ変数のアドレスを指定します。一致した範囲を示すDNを読み込まない場合は、このパラメタにNULLを指定します。
 errmsgp
 詳細エラーメッセージのアドレスを格納する、変数のアドレスを指定します。詳細エラーメッセージを読み込まない場合は、このパラメタにNULLを指定します。
 referralsp
 Smart Repositoryではリフェラルをサポートしないため、このパラメタにはNULLを指定します。
 serverctrlsp
 Smart Repositoryではサーバコントロールをサポートしていないため、このパラメタにはNULLを指定します。
 freeit
 呼出し元に復帰する際に、resパラメタで指定したresult情報を解放するかどうかを指定します。

復帰値

 この関数では、復帰値としてLDAPエラーコードを返します。LDAPエラーコードの値については、“メッセージ集”の“LDAPエラーコード”を参照してください。

 正常終了の場合は、パラメタで指定した変数に、以下の情報が設定されます。

注意事項


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