Interstage Application Server インストールガイド −Windows(R)− |
目次
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第4章 インストール作業 |
本ソフトウェアをインストールする方法を説明します。
なお、ここで説明する手順は、コンピュータの管理者、またはAdministratorsグループのメンバで行ってください。
インストールCD-ROMをコンピュータのCD-ROMドライブにセットし、表示される以下の画面で[インストール]をクリックしてください。
“インストールタイプの選択”画面で、[標準インストール]または[カスタムインストール]を選択し、[次へ]をクリックしてください。
[標準インストール]を選択した場合、Interstageで使用する予定のポート番号がすでに使用された状態であるとき、警告メッセージが表示されます。“インストールの確認”画面で、[変更する]を選択してポート番号を変更してください。
[カスタムインストール]を選択した場合は、“Interstageのインストール先の設定”画面に移ります。
“インストールの確認”画面で、インストール内容を確認してください。
初期設定では「SSL暗号化コミュニケーション」は使用しない設定になっています。そのため、「変更する」を選択し、「SSL暗号化コミュニケーション」を使用するように設定を変更してください。
以下は、[標準インストール]の場合に表示される画面です。
[SSL暗号化通信を使用しない]を選択した場合は、Interstage管理コンソールをアクセスするためのIDやパスワードなどが、ネットワーク上をそのまま流れます。そのため、通信データが傍受されないような対策を実施することを推奨します。
“インストール先の選択”画面で[参照]をクリックし、Interstageのインストール先を設定して、[次へ]をクリックしてください。
インストールフォルダに関する注意事項
- インストールフォルダ名には以下の文字を指定できます。
- 半角英数字
- 半角スペース
- 「-」
- 「_」
これら以外の文字を指定すると、サービス登録に失敗して、インストールがハングアップすることがあります。ハングアップした場合には、インストール時のトラブル対処方法の“サービスの登録に失敗しハングアップした場合"を参照して対処してください。
- 以下の文字列(大文字/小文字の区別なし)を含むインストールフォルダ名は、指定しないでください。
- PidFile
- ScoreBoardFile
- LoadModule
- Port
- DocumentRoot
- Include
- SSLEnvDir
- SSLSlotDir
- SSLTokenLabel
- SSLUserPINFile
- SSLExec
- SSLVersion
- SSLVerifyClient
- SSLCertName
これらの文字列を含むインストールフォルダ名を指定すると、Interstage管理コンソールのサービスの起動に失敗することがあり、インストールの動作を保証できません。万が一、指定した場合は、インストール時のトラブル対処方法の“サービスの登録に失敗しハングアップした場合”を参照し、同様の対処を行ってください。
- インストールフォルダ名に“=”、“`”、“[”、“]”、“{”、“}”および、空白を含むパスを指定し、かつIJServerを運用する場合、IJServerの起動に失敗する場合があります。詳細は“メッセージ集”の“IJServer31059”を参照してください。
- 一度設定したフォルダ以外の別フォルダを設定しなおした場合、先に作成したフォルダが残る場合があります。必要なければ削除してください。
- Windows Server(R) 2003上でインストールする場合、“インストール先の選択”画面で[参照]をクリックし、表示された“ディレクトリの選択”画面で以下の操作を行うと、“ディレクトリの選択”画面からカーソルがはずれ、ディレクトリのパスが入力できなくなることがあります。
- 不当なフォルダ(ドライブ名がないなど)を入力し、再入力を促すダイアログで[OK]をクリックする
- [キャンセル]をクリックし、再度“インストール先の選択”画面から素早く[参照]をクリックする
- “ディレクトリの選択”画面から別の画面をアクティブな状態にする
上記の場合、[キャンセル]をクリックして“ディレクトリの選択”画面を終了させ、再度“インストール先の選択”画面で[参照]をクリックして、“ディレクトリの選択”画面で正しいフォルダを入力してください。
[標準インストール]の場合、“JDKまたはJREのインストール先の設定”画面に移ります。
本画面は、カスタムインストールや機能の追加と削除の場合に表示されます。
“インストール機能の選択”画面で、インストールする機能をチェックし、[次へ]をクリックしてください。
本画面で表示している[必要なディスク容量]よりもさらに約140Mバイト空き容量が必要です。十分な空きを確保してください。
本画面は、カスタムインストールや機能の追加と削除の場合に表示されます。
“JDKまたはJREの選択”画面で、[JDK]または[JRE]を選択し、[次へ]をクリックしてください。
“インストール先の選択”画面で[参照]をクリックし、JDKまたはJREのインストール先を設定して、[次へ]をクリックしてください。
カスタムインストールや機能の追加と削除の場合は、選択したJDKまたはJREのインストール先を設定してください。
以下は、[JDK]をインストールする場合に表示される画面です。
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- “インストールフォルダに関する注意事項”を参照してください。
- “JDK/JRE1.4"を参照してください。
例) Interstage V5.0のインストール時に、“Java実行環境サーバパッケージ(JDK/JRE)”を「C:\」にインストールしていた場合
C:\APW\JBK14\jdk
“運用形態の選択”画面で、Interstage管理コンソールのセキュリティ運用形態を選択します。[SSL暗号化通信を使用する]または[SSL暗号化通信を使用しない]を選択し、[次へ]をクリックしてください。
[SSL暗号化通信を使用する]を選択してください。[SSL暗号化通信を使用しない]を選択した場合は、Interstage管理コンソールをアクセスするためのIDやパスワードなどが、ネットワーク上をそのまま流れます。そのため、通信データが傍受されないような対策を実施することを推奨します。
“ポート番号の設定”画面で、使用するポート番号を指定して、[次へ]をクリックしてください。ポート番号を変更しない場合は、そのまま[次へ]をクリックしてください。
それぞれ以下のポート番号が初期値として設定されています。
機能 |
ポート番号の初期値 |
---|---|
Interstage管理コンソール |
12000 |
Webサーバ(Interstage HTTP Server) |
80 |
選択したポート番号が、すでに使用されている場合や重複している場合には、以下の“ポート番号の再設定”画面が表示されます。
“メッセージマニュアルのインストール選択”画面で、メッセージマニュアルのインストール有無を選択します。Interstage管理コンソールから直接メッセージマニュアルを参照可能にする場合、[メッセージマニュアルをインストールする。]を選択し、[次へ]をクリックしてください。
[メッセージマニュアルをインストールしない。]を選択してインストールし、その後、Interstage管理コンソールからメッセージマニュアルを参照するように変更する場合は、以下の作業を実施してください。なお以下ではC:\Interstageにインストールした場合を例に説明します。
- “C:\Interstage\gui\msgman”フォルダを作成してください。
- インストールCD-ROM内の“\msgman”配下に存在する“ismsg.zip”を“C:\Interstage\gui\msgman”配下に複写してください。
- コンピュータを再起動してください。
本機能は、Interstage Application Server Enterprise Editionでのみ使用できる機能です。他のエディションの場合は、次の手順に進んでください。
本画面は、以下の場合に表示されます。
- MessageQueueDirectorまたはebXML Message Serviceを選択した場合、かつ
- InterstageインストールフォルダがNTFSでない場合
MessageQueueDirectorまたはebXML Message Serviceは、NTFS上にインストールする必要があります。InterstageインストールフォルダがNTFSでない場合、“インストール先の選択”画面が表示されます。MessageQueueDirectorまたはebXML Message ServiceをインストールするNTFS上のフォルダを設定し、[次へ]をクリックしてください。
“インストールフォルダに関する注意事項”を参照してください。
“インストール先の選択”画面で[参照]をクリックし、J2EE共通フォルダの作成先を設定して、[次へ]をクリックしてください。
“インストールフォルダに関する注意事項”を参照してください。
“インストールの確認”画面で設定内容を確認し、内容に誤りがなければ、[インストール]をクリックしてください。インストールが開始されます。
インストールを実行することで、インストール機能として選択した機能のセットアップ処理が実行されます。
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