ページの先頭行へ戻る
Interstage Information IntegratorV10.0.0 システム設計ガイド

5.8.2 データ振分け処理の設計

レコード条件で複数のデータに分割するデータ処理は、データ振分け処理として設計します。データ振分け処理は、データ振分け定義シートで設計します。

5.8.2.1 データ振分け定義シートの作成

Excelアドインメニュー「Integratorデザインシート」の[定義の新規作成]-[処理プロセス]-[データ振分け定義]を選択し、データ振分け定義シートを作成します。

5.8.2.2 データ振分け処理の設計

振分け条件が必要な分だけ入力行を追加して、振分け条件を指定します。

振分け後のデータに対する「振分けデータID」が自動設定されるので、プロセス定義でデータ振分け処理の前後のファンクション間でのデータ受渡しの対応関係を設計します。

ポイント

  • 「振分条件」に「other」を指定することができます。「振分条件」に「other」を指定した場合、前述に指定されているすべての振分条件に属さないデータが振分けされます。

  • 「other」を含めた振分条件の数は、5以内です。

注意

  • 複数のデータ振分け処理を先行処理として選択することはできません。

  • 「振分条件」に「other」を指定する場合は、以下を注意してください。

    • 「other」を指定する場合には、1つ以上の振分条件が設定されている必要があります。

    • 「other」は、「振分条件」の最後に指定してください。