ページの先頭行へ戻る
Interstage Information IntegratorV10.0.0 システム設計ガイド

5.8 データ変換処理の設計

本章では、デザインシートを利用したデータ変換処理の設計手順を説明します。

デザインシートを利用して設計する変換処理には、以下の2種類があります。

ポイント

データ変換の処理順序について

ファイル全体のフォーマットに影響するフォーマット変換、文字コード変換は、データ変換の最初に実行します。その次に、項目編集、レコード編集の処理を実行します。集計、ソートはデータ変換の最後に実行します。

一度にすべての変換処理が定義できない場合や、複数の収集データをそれぞれ別の変換処理をした後に、1つのデータに変換する場合などは、データ変換定義シートを複数作成し、プロセス定義シートで処理順番を設計します。

ポイント

複数のデータ変換定義シートが必要な変換のパターン

以下のような変換処理を設計する場合は、複数のデータ変換定義シートが必要になります。

  • ソートや集計の後に項目編集、連結、振分けを実行する場合