名前
SSLCipherSuite
形式
SSLCipherSuite 暗号化の方法
機能概要
使用する暗号化の方法を優先度の高い順に区切り文字‘:’を使用して指定します。
SSLプロトコルバージョン“SSL2.0”を使用する場合(SSLVersionディレクティブで“2”を含む値を指定した場合)は、以下の値が指定可能です。
値 | 意味 |
---|---|
RC4-MD5 | SSL_TXT_RC4_128_WITH_MD5(128ビットキー) |
RC2-MD5 | SSL_TXT_RC2_128_CBC_WITH_MD5 (128ビットキー) |
DES-CBC3-MD5 | SSL_TXT_DES_192_EDE3_CBC_WITH_MD5 (168ビットキー) |
DES-CBC-MD5 | SSL_TXT_DES_64_CBC_WITH_MD5(56ビットキー) |
EXP-RC4-MD5 | SSL_TXT_RC4_128_EXPORT40_WITH_MD5(40ビットキー) |
EXP-RC2-MD5 | SSL_TXT_RC2_128_CBC_EXPORT40_WITH_MD5(40ビットキー) |
SSLプロトコルバージョン“SSL3.0”またはSSLプロトコルバージョン“SSL3.1”(TLS 1.0)を使用する場合(SSLVersionディレクティブで“3”または“3.1”を含む値を指定した場合)は、以下の値が指定可能です。
値 | 意味 |
---|---|
RSA-RC4-MD5 | SSL_TXT_RSA_WITH_RC4_128_MD5(128ビットキー) |
RSA-RC4-SHA | SSL_TXT_RSA_WITH_RC4_128_SHA(128ビットキー) |
RSA-3DES-SHA | SSL_TXT_RSA_WITH_3DES_EDE_CBC_SHA(168ビットキー) |
RSA-DES-SHA | SSL_TXT_RSA_WITH_DES_CBC_SHA(56ビットキー) |
RSA-EXPORT-RC4-MD5 | SSL_TXT_RSA_EXPORT_WITH_RC4_40_MD5 (40ビットキー) |
RSA-EXPORT-RC2-MD5 | SSL_TXT_RSA_EXPORT_WITH_RC2_CBC_40_MD5(40ビットキー) |
RSA-AES-128-SHA | SSL_TXT_RSA_WITH_AES_128_CBC_SHA(128ビットキー) |
RSA-AES-256-SHA | SSL_TXT_RSA_WITH_AES_256_CBC_SHA(256ビットキー) |
RSA-SC2000-128-SHA | SSL_TXT_RSA_WITH_SC2000_128_CBC_SHA(128ビットキー) |
RSA-SC2000-256-SHA | SSL_TXT_RSA_WITH_SC2000_256_CBC_SHA(256ビットキー) |
RSA-NULL-MD5 | SSL_TXT_RSA_WITH_NULL_MD5 |
RSA-NULL-SHA | SSL_TXT_RSA_WITH_NULL_SHA |
SSLVersionディレクティブで“2-3”または“2-3.1”を指定した場合は、各バージョンの対象の値を1つは必ず指定する必要があります。
Interstage Application Serverでサポートしている暗号化方式(“SSL_TXT_XXX”)に表わされる暗号化の種類を以下に示します。
公開鍵暗号化方式 :RSA
秘密鍵暗号化方式 :DES、3DES(トリプルDES)、RC4、RC2、AES、SC2000(NULLは暗号化しないことを示す)
秘密鍵の処理モード:CBC、EDE(数値はブロック長)
ハッシュキー :SHA、MD5
指定位置
グローバルコンテキスト、バーチャルホスト
省略値
SSLVersionディレクティブで指定した値に応じて、以下の値が指定されます(表現上、暗号化の方法ごとに改行)。
SSLVersionディレクティブの値 | 本ディレクティブの省略値 |
---|---|
2 | DES-CBC3-MD5: |
3 | RSA-SC2000-256-SHA: |
2-3 | DES-CBC3-MD5: |
モジュール
mod_ihs_ssl
注意事項
本ディレクティブは、SSLConfNameディレクティブと同時に指定できません。指定した場合、本ディレクティブの設定は無効となります。