各サービスにおいてSSLを利用する場合、Interstage管理コンソールを使用して各サービスごとにそれぞれの環境設定を行う必要があります。
以下に、それぞれのサービスで設定するInterstage管理コンソール画面上の項目名を示します。
Interstage HTTP Server
[システム] > [サービス] > [Webサーバ] > [Webサーバ名] > [環境設定]タブ > [詳細設定[表示]] > [SSL]
バーチャルホストでSSL通信を行う場合、以下の設定画面においてSSLの設定を行います。
-バーチャルホストの新規作成時:
[システム] > [サービス] > [Webサーバ] > [Webサーバ名] > [バーチャルホスト] > [新規作成]タブ > [詳細設定[表示]] > [SSL]
-バーチャルホストの環境設定時
[システム] > [サービス] > [Webサーバ] > [Webサーバ名] > [バーチャルホスト] > [バーチャルホスト名] > [[詳細設定[表示]] > [SSL]
CORBAサービス
-一括操作時以外:
[システム] > [環境設定]タブ > [詳細設定[表示]] > [CORBAサービス詳細設定[表示]] > [SSL]
-一括操作時:
[システム] > [サーバグループ/サーバを選択] > [環境設定]タブ > [詳細設定[表示]] > [CORBAサービス詳細設定[表示]] > [SSL]
なお、CORBAワークユニットでSSL通信を行う場合、CORBAワークユニットの設定画面においてもSSLの設定が必要です。設定画面は以下の個所です。
[システム] > [ワークユニット] > [ワークユニット名を選択] > [配備]タブ > [詳細設定[表示]] > [CORBAアプリケーション[表示]] > [オブジェクトリファレンスへのSSL情報付加]
Interstage Webサービス
環境設定の詳細は、“15.4 Interstage Webサービスにおける環境設定”を参照してください。
Servletサービス
環境設定の詳細は、“15.1 Servletサービスにおける環境設定”を参照してください。
Interstage JMS
[システム] > [リソース] > [JMS] > [イベントチャネル] > [新規作成]タブ > [詳細設定[表示]] > [SSL通信]
Interstage JMSでSSLを利用するには、CORBAサービスのSSL環境設定を行う必要があります。
Interstage ディレクトリサービス
環境設定の詳細は、“第17章 Interstage ディレクトリサービスでSSLを利用する方法”を参照してください。
イベントサービス
[システム] > [サービス] > [イベントサービス] > [イベントチャネル] > [新規作成]タブ > [詳細設定[表示]] > [SSL通信]
イベントサービスでSSLを利用するには、CORBAサービスのSSL環境設定を行う必要があります。
Interstage SOAPサービス
環境設定の詳細は、“B.2.1 サーバパッケージの証明書環境の構築”を参照してください。
Interstage SOAPサービスでは、連携するすべてのサーバシステム、クライアントシステムで同一の認証局証明書を登録する必要があります。
Interstage SOAPサービスのCORBA/SOAPゲートウェイでSSLを利用するには、CORBAサービスのSSL環境設定を行う必要があります。
なお、上記で説明しているInterstage管理コンソールのツリーは、スタンドアロンサーバで運用する場合の階層を示します。管理サーバで運用する場合は、“運用ガイド(基本編)”の“マルチサーバ管理機能”-“Interstageの環境構築”を参照して、操作してください。
また、Interstage管理コンソールの起動については“運用ガイド(基本編)”の“Interstage管理コンソールによるInterstage運用”を、Interstage管理コンソールの定義詳細についてはInterstage管理コンソールのヘルプを参照してください。