SSLなど、署名や暗号処理を行うために必要なものと、必要な設定について説明します。
本章では、Interstage証明書環境を利用する場合について説明します。
Interstage証明書環境を利用するためには、Interstage管理コンソールがインストールされている必要があります。
ここで構築するInterstage証明書環境は、以下のサービスにおいて共通に利用することができます。
Interstage HTTP Server
CORBAサービス(クライアントパッケージを除く)
Interstage Webサービス
Servletサービス
Interstage JMS
Interstage JMSでSSLを利用するには、CORBAサービスにおいて構築した環境を使用します。
イベントサービス
イベントサービスでSSLを利用するには、CORBAサービスにおいて構築した環境を使用します。
Interstage ディレクトリサービス
Interstage ディレクトリサービスを利用可能な製品については、“第17章 Interstage ディレクトリサービスでSSLを利用する方法”を参照してください。
ebXML Message Service
Interstage シングル・サインオン
Interstage シングル・サインオンのリポジトリサーバ、および認証サーバでSSLを利用するには、Interstage HTTP Serverにおいて構築した環境を使用します。
Interstage SOAPサービス
上記以外のサービスを利用する場合や、Interstage管理コンソールがインストールされていない場合は、“第4部 SSLによる暗号化通信”を参照し、関連する章を参照してください。