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Interstage Application Server/Interstage Web Server Java EE運用ガイド

7.16 時間監視機能の相関関係

アプリケーションからの要求でネットワーク通信が発生する以下の機能について応答時間に影響する時間監視機能と、その各時間監視機能の相関関係を説明します。
応答時間に影響する時間監視機能以外の、不当に残存したオブジェクトを解放する無通信時間を監視する機能(コネクションプーリング機能など)については、各機能説明を参照してください。

時間監視機能により異常を検出するまでの時間をタイムアウト時間と呼び、タイムアウト時間を超過したことにより異常を検知することをタイムアウトと呼びます。
タイムアウトによる異常を検出して呼び出し元で処理を中断するか再実行するかなどの判断を行うため、タイムアウト時間は呼び出し元に近いほど大きな値に設定するのが一般的です。

相関関係の図において実線は処理の流れを表します、点線は時間監視機能の監視間隔を表します。
緑色の部分がアプリケーションの処理部分です。

HTTP通信

相関関係

時間監視項目

時間監視間隔

時間監視機能

(a)

Webサーバコネクタの送受信タイムアウト

(b)

Webコンテナのタイムアウト

(c)

アプリケーションの最大処理時間監視機能

IIOP通信

相関関係

時間監視項目

時間監視間隔

時間監視機能

(a)

IIOP接続の待機時間監視機能

(b)

IIOP通信ソケットの送受信待機時間視機能

(c)

IIOP通時のサーバメソッド復帰時間監視機能

(d)

アプリケーションの最大処理時間監視機能

ンザクションとデータベースアクセス

相関関係

時間監視項目

時間監視間隔

時間監視機能

(a)

EJBコンテナのトランザクション完了時間監視機能

(b)

トランザクションサービスのトランザクションタイムアウト

(c)

JDBC接続プールの最大待ち時間

(d)

JDBC接続プールの文のタイムアウト