ログファイルはローテーションできます。ローテーションの条件は[ログサイズ]または[時刻]で指定します。デフォルトは[ログサイズ]です。ただし、Interstage Java EE DASサービスのJava VMログはローテーションできません。
指定した条件を満たした場合、以下のように、ローテーションが実行された時刻が付加された名前で保存されます。
ローテーション後のファイル名:ファイル名_YYYY_MM_DD-hh_mm_ss
ローテーション処理時にイベントログ/システムログに情報メッセージが出力されます。
また、ローテーション失敗時にはイベントログ/システムログにエラーメッセージが出力されます。
ローテーションに関しては、以下の項目が設定できます。
1~512メガバイトの範囲で、ログファイルの最大サイズを指定します。デフォルト値は[1]メガバイトです。
ログファイルが指定したサイズに達するとローテーションされます。
0~23時の範囲でローテーションを開始する時刻を指定します。デフォルト時刻は[0]時です。
指定した時刻にローテーションされます。
ローテーションしたログファイルを保管する世代数を1~9の中から選択します。
保管するログファイルの数が指定した世代数を超えた場合は、一番古い世代のログファイルが削除されます。デフォルト値は[1]世代です。
上記の設定項目は、Interstage Java EE管理コンソール、またはasadminコマンドにより変更可能です。
Interstage Java EE管理コンソール
IJServerクラスタ/Interstage Java EE DASサービスが出力するサーバーログ/Java VMログ
[設定] > [クラスタ名-config] または [server-config] > [ロガーの設定]
Interstage Java EE Node Agentサービスが出力するログ
[ノードエージェント] > [ijna] > [ロガーの設定]タブ
HTTPアクセスログ
[設定] > [クラスタ名-config] または [server-config] > [HTTP サービス] > [アクセスログ]タブ
IJServerクラスタ/Interstage Java EE DASサービスが出力するサーバーログ/Java VMログ
「configs.config.log-serviceの定義項目」の「ローテーションのタイプ」、「ログサイズ」、「ログ収集時間」、「世代数」
Interstage Java EE Node Agentサービスが出力するログ
「node-agents.node-agent.log-serviceの定義項目」の「ローテーションのタイプ」、「ログサイズ」、「ログ収集時間」、「世代数」
HTTPアクセスログ
「configs.config.http-serviceの定義項目」の「ローテーションのタイプ」、「ログサイズ」、「ログ収集時間」、「世代数」