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Interstage Application Server/Interstage Web Server Java EE運用ガイド

5.14.6 Microsoft(R) SQL Server(TM) JDBCドライバ(Type4)

Microsoft(R) SQL Server(TM) JDBCドライバはMicrosoft(R) SQL Server(TM)には同梱されていません。Microsoft Corporationのホームページより、SQL Server(TM) 2005 JDBC Driver 1.2をダウンロードし、インストールして使用してください。

環境変数の設定

以下の環境設定を行ってください。

設定項目

設定値

クラスパス

Microsoft(R) SQL Server(TM) 2005 JDBC Driverインストールディレクトリ\sqljdbc_<バージョン>\<言語>\sqljdbc.jar (注)

注)
<バージョン> : Microsoft(R) SQL Server(TM) 2005 JDBC Driverのバージョン(例:1.2)。
<言語>: 使用する言語。日本語版の場合は「jpn」、英語版の場合は「enu」。

接続プールの設定

接続プールの設定に以下を指定してください。
リソースタイプにはデータソースクラスが実装するインタフェースを指定してください。

パラメタ

指定値

名前

任意の値

リソースタイプ

以下のいずれかを指定してください。

  • javax.sql.DataSource

  • javax.sql.ConnectionPoolDataSource

データベースベンダー

Microsoft SQL Server (注)

データソースクラス名

以下のいずれかを指定してください。

  • com.microsoft.sqlserver.jdbc.SQLServerDataSource

  • com.microsoft.sqlserver.jdbc.SQLServerXADataSource

注) データベースベンダーは、Interstage Java EE管理コンソールから接続プールを作成するときにだけ指定してください。

注意

接続プールの設定に関する注意事項

  • リソースタイプ
    SQL Serverのグローバルトランザクションは使用できません。このため、リソースタイプに「javax.sql.XADataSource」を指定しないでください。

  • データソースクラス名
    「com.microsoft.sqlserver.jdbc.SQLServerXADataSource」は「javax.sql.ConnectionPoolDataSource」を実装しています。詳細は、JDBCドライバのマニュアルを参照してください。

プロパティ

以下のプロパティは一般的に指定が必要なプロパティです。指定するプロパティの詳細は、JDBCドライバのマニュアルを参照してください。

プロパティ名

user

ユーザIDを指定してください。

password

パスワードを指定してください。

databaseName

データベースの名前を指定してください。

serverName

データベースサーバのIPアドレスを指定してください。

portNumber

ポート番号をデフォルトから変更した場合、変更したポート番号を指定してください。

注意

Microsoft(R) SQL Server(TM) 2005 Express EditionまたはMicrosoft(R) SQL Server(TM) 2005 Developer Editionを使用する場合、デフォルトではリモート接続できません。
Microsoft(R) SQL Server(TM)のマニュアルを参照して、リモート接続が可能となるよう設定してください。