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Interstage Application Server/Interstage Web Server Java EE運用ガイド

5.14.5 Symfoware JDBCドライバ(Type2)

環境変数の設定

以下の環境設定を行ってください。

設定項目

設定値

パス

Symfoware Server クライアント機能インストール先ディレクトリ\JDBC\fjjdbc\bin
Windows(R)システムディレクトリ\ESQL\BIN

クラスパス

Symfoware Server クライアント機能インストール先ディレクトリ\JDBC\fjjdbc\lib\fjsymjdbc2.jar

設定項目

設定値

ライブラリパス

FSUNrdb2bインストール先ディレクトリ/FSUNrdb2b/lib (注1)
JDBCドライバインストール先ディレクトリ/FJSVsymjd/fjjdbc/bin (注1)

クラスパス

JDBCドライバインストール先ディレクトリ/FJSVsymjd/fjjdbc/lib/fjsymjdbc2.jar (注1)

設定項目

設定値

ライブラリパス

FJSVrdb2bインストール先ディレクトリ/FJSVrdb2b/lib (注1)
JDBCドライバインストール先ディレクトリ/FJSVsymjd/fjjdbc/bin (注1)

クラスパス

JDBCドライバインストール先ディレクトリ/FJSVsymjd/fjjdbc/lib/fjsymjdbc2.jar (注1)

注1) 以下のディレクトリのデフォルトは、/optです。

接続プールの設定

接続プールの設定に以下を指定してください。
リソースタイプにはデータソースクラスが実装するインタフェースを指定してください。

パラメタ

指定値

名前

任意の値

リソースタイプ

以下を指定してください。

  • javax.sql.ConnectionPoolDataSource

データベースベンダー

Symfoware (注)

データソースクラス名

以下を指定してください。

  • com.fujitsu.symfoware.jdbc2.SYMConnectionPoolDataSource

注) データベースベンダーは、Interstage Java EE管理コンソールから接続プールを作成するときにだけ指定してください。

プロパティ

以下に指定できるプロパティを説明します。説明されているプロパティ以外は編集する必要はありません。指定するプロパティの詳細は、JDBCドライバのマニュアルを参照してください。

プロパティ名

user

ユーザIDを指定してください。

password

パスワードを指定してください。

networkProtocol

接続するネットワークプロトコル名を指定します。以下のどちらかを指定してください。指定は必須です。

  • symfold(ローカル)

  • symford(RDB2_TCP連携)

serverName

接続するサーバのホスト名またはIPアドレスを指定します。
本オプションは、プロトコルでリモートアクセス(RDB2_TCP連携)を設定した場合に指定可能です。

portNumber

接続するサーバのポート番号を指定します。
本オプションは、リモートアクセス(RDB2_TCP連携)を設定した場合に指定可能です。有効値は、1~65535の整数値です。

databaseName

接続するデータ資源名を指定してください。指定は必須です。
protocolにsymfold(ローカル)を指定した場合、以下のようにRDBシステム名を付加する必要があります。RDBシステム名を付けない運用の場合は必要ありません。

  • <RDBシステム名>.<データ資源名>

description

このデータソースの説明を指定します。

SYMOption

JDBCドライバのオプションを指定します。
以下のオプションが指定可能です。

  • lang

  • schema

  • ctuneparam

  • javaconverter

  • default_isolation

  • default_readonly

  • autoclosestatement

  • statementcache

各オプションの設定値については、JDBCドライバのマニュアルを参照してください。
[SYMOptionの記述例]
statementcache=36;ctuneparam='CLI_MAX_SQL=(255);CLI_WAIT_TIME=(30)'
[記述上の注意]
各オプションの設定値に空文字列は指定できません。
例) ctuneparam='CLI_MAX_SQL='

RDB2_TCPでSymfowareに接続するための設定

注意

Interstageと別のサーバシステム上にあるSymfowareにアクセスするために使用する接続形態を「RDB2_TCP」と呼びます。
RDB2_TCPでSymfowareに接続するためには、以下の作業が必要です。
以下の作業は、Interstageと同一のサーバシステム上にあるSymfowareにアクセスする場合は不要です。

RDB2_TCP接続用のパラメタの設定

Symfowareのシステム用動作環境ファイル内に、以下のRDB2_TCP接続用のパラメタを追加してください。

MAX_CONNECT_TCP = (n)
n  :  最大接続数(省略値は0)

参考

システム用動作環境ファイルは、Symfowareインストール時に指定した場所に格納されています。格納場所を指定しないでインストールした場合は、以下の場所に格納されています。

[Symfowareがインストールされているドライブ]:\SFWETC\RDB\ETC\UXPSQLENV

/opt/FSUNrdb2b/etc/fssqlenv

/opt/FJSVrdb2b/etc/fssqlenv

注意

システム用動作環境ファイル内にMAX_CONNECT_TCPを設定していない、または最大接続数に0が指定されている場合、Java EEコンポーネント実行時に、Symfoware ODBCドライバのエラーが出力されます。出力されるエラーの詳細については、Symfowareのマニュアルを参照してください。

RDB2_TCPのポート番号の設定

以下のファイルに、RDB2_TCP用のポート番号を設定してください。

Windows(R) 2000の場合
Windowsインストールディレクトリ\WINNT\system32\drivers\etc\services

/etc/services

ポート番号に2050を割り当てる場合

RDBII 2050/TCP