クラスパスの設定
Java DB JDBCドライバはアプリケーションサーバに同梱されています。javaコマンドでJava SEスタンドアロンアプリケーションを実行する場合、以下のクラスパスを設定してください。IJServerクラスタやクライアントコンテナでJava DB JDBCドライバを使用する場合にはクラスパスの設定は不要です。
組み込み環境の場合
C:\Interstage\F3FMisjee\javadb\lib\derby.jar
C:\Interstage\F3FMisjee\javadb\lib\derbytools.jar
/opt/FJSVisjee/javadb/lib/derby.jar
/opt/FJSVisjee/javadb/lib/derbytools.jar
クライアント/サーバ環境の場合
C:\Interstage\F3FMisjee\javadb\lib\derbyclient.jar
C:\Interstage\F3FMisjee\javadb\lib\derbytools.jar
/opt/FJSVisjee/javadb/lib/derbyclient.jar
/opt/FJSVisjee/javadb/lib/derbytools.jar
注意
Java DBのシステムディレクトリは、Java SEスタンドアロンアプリケーション実行時のカレントディレクトリになります。
接続プールの設定
接続プールの設定に以下を指定してください。
リソースタイプにはデータソースクラスが実装するインタフェースを指定してください。
パラメタ | 指定値 |
---|---|
名前 | 任意の値 |
リソースタイプ | 以下のいずれかを指定してください。
|
データベースベンダー | Java DB (注1) |
データソースクラス名 | 以下のいずれかを指定してください。 組み込み環境の場合:Java SE 5.0/JDBC 3.0の場合
組み込み環境の場合:Java SE 6/JDBC 4.0の場合
クライアント/サーバ環境の場合:Java SE 5.0/JDBC 3.0の場合
クライアント/サーバ環境の場合:Java SE 6/JDBC 4.0の場合
|
注1) データベースベンダーは、Interstage Java EE管理コンソールから接続プールを作成するときにだけ指定してください。
プロパティ
以下のプロパティは一般的に指定が必要なプロパティです。指定可能なプロパティの詳細は、「A.6 データソースプロパティ」を参照してください。
組み込み環境の場合
プロパティ名 | 値 |
---|---|
DatabaseName | データベースの名前を指定してください。 |
ConnectionAttributes | データベースが存在しない場合、接続確立時にデータベースを自動作成したい場合「;create=true」を指定してください。すでに指定のデータベースが存在する場合、既存のデータベースへ接続します。 |
クライアント/サーバ環境の場合
プロパティ名 | 値 |
---|---|
User | データベースのユーザIDを指定してください。 |
Password | データベースのパスワードを指定してください。 |
DatabaseName | データベースの名前を指定してください。 |
ServerName | Java DBのホスト名またはIPアドレスを指定してください。 |
PortNumber | ポート番号をデフォルトから変更した場合、変更したポート番号を指定してください。デフォルトは1527です。 |
ConnectionAttributes | データベースが存在しない場合、接続確立時にデータベースを自動作成したい場合「;create=true」を指定してください。すでに指定のデータベースが存在する場合、既存のデータベースへ接続します。 |