持続サービスは、メッセージや永続サブスクリプション(Durable Subscription)の情報などを、データストア(ファイル)に格納し、システムダウン、アプリケーション異常、ネットワーク異常などのトラブルによりメッセージが消失することを防止するサービスです。
ここでは、持続サービスの設定方法を説明します。
データストアの設定
デフォルトでは、パフォーマンスを高めるため、データストアに対して非同期の書込み操作を行っています。より高い信頼性が必要な場合、メッセージブローカの起動時に、接続サービスに関するプロパティのimq.persist.file.sync.enabledプロパティを設定して、データストアへの書込みを同期的に行ってください。
データストアに関するプロパティの詳細については、「9.7.4 持続サービスに関するプロパティ」を参照してください。
また、メッセージブローカの起動時に、データストアを初期化(永続域に格納されているメッセージやDurable Subscriptionの情報のクリア)してから起動することもできます。
詳細については、「11.9 imqbrokerd」を参照してください。