「コンカレントプログラム制御ジョブ」は、コンカレントプログラムの実行を「Oracle EBS」に依頼するときにOracleデータベースに接続します。ここでは、「コンカレントプログラム制御ジョブ」がOracleデータベースに接続するときに使用するユーザ*1を登録します。
*1 本書では、このユーザのことを「Oracle DB接続ユーザ」と表記します。
「Oracle DB接続ユーザ」を登録するときに必要な情報を以下に示します。
オペレーションの例
「Oracle DB接続ユーザ」を登録するときのオペレーションの例を以下に示します。
# cjusradd APPS # cjpasswd APPS new oracle password:#######(注) Retype oracle password:#######(注)
入力したパスワード(#######の部分)は実際には表示されません。
使用するコマンド
「Oracle DB接続ユーザ」を「EBSジョブ連携」のアクセス制御情報データベースに登録するコマンドです。詳細は、「6.1.1 cjusradd(1M)」を参照してください。
「Oracle DB接続ユーザ」のパスワードを「EBSジョブ連携」のアクセス制御情報データベースに登録するコマンドです。詳細は、「6.1.3 cjpasswd(1M)」を参照してください。
コマンドに指定するユーザとパスワード
Oracleデータベースにアクセスするためのユーザアカウントを指定します。明に変更していなければ、「Oracle EBS」のインストール時に作成された「APPS」を指定します。
上記のユーザアカウントに設定されているパスワードを指定します。
登録権限
システム管理者の権限で登録します。
登録場所
「EBSジョブ連携」をインストールしたシステムで登録します。