ページの先頭行へ戻る
Systemwalker Operation Manager  Systemwalker for ERPパッケージジョブ連携ガイドOracle E-Business Suite編

3.3 「Oracle DB接続ユーザ」の登録

「コンカレントプログラム制御ジョブ」は、コンカレントプログラムの実行を「Oracle EBS」に依頼するときにOracleデータベースに接続します。ここでは、「コンカレントプログラム制御ジョブ」がOracleデータベースに接続するときに使用するユーザ*1を登録します。

*1 本書では、このユーザのことを「Oracle DB接続ユーザ」と表記します。

「Oracle DB接続ユーザ」を登録するときに必要な情報を以下に示します。

オペレーションの例

「Oracle DB接続ユーザ」を登録するときのオペレーションの例を以下に示します。

# cjusradd APPS
# cjpasswd APPS
new oracle password:#######(注)
Retype oracle password:#######(注)
注)

入力したパスワード(#######の部分)は実際には表示されません。

使用するコマンド

cjusradd

「Oracle DB接続ユーザ」を「EBSジョブ連携」のアクセス制御情報データベースに登録するコマンドです。詳細は、「6.1.1 cjusradd(1M)」を参照してください。

cjpasswd

「Oracle DB接続ユーザ」のパスワードを「EBSジョブ連携」のアクセス制御情報データベースに登録するコマンドです。詳細は、「6.1.3 cjpasswd(1M)」を参照してください。

コマンドに指定するユーザとパスワード

ユーザ

Oracleデータベースにアクセスするためのユーザアカウントを指定します。明に変更していなければ、「Oracle EBS」のインストール時に作成された「APPS」を指定します。

パスワード

上記のユーザアカウントに設定されているパスワードを指定します。

登録権限

システム管理者の権限で登録します。

登録場所

「EBSジョブ連携」をインストールしたシステムで登録します。