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Interstage Application Server 運用ガイド(基本編)

C.6 システムの運用形態の変更

  システムの運用形態は、以下の手順で変更します。


  1. Interstageの停止

    isstopコマンドで、“-f(全強制停止モード)”を指定して、Interstageを停止します。

    isstop -f
  2. Interstage動作環境定義のカストマイズ

    初期化対象のサービスに対し、必要に応じてInterstage動作環境定義をカストマイズしてください。

  3. Interstageの初期化

    変更する運用形態を指定して、isinitコマンドを実行します。本コマンドで、パラメタで指定した運用形態を構成するサービスを初期化することにより、Interstageが実行可能になります。初期化されたInterstage環境は、次回の初期化までシステムに保持されます。

    isinit TYPE1 | TYPE2 | TYPE3 | type1 | type2 | type3  [EJB|ejb]

      TYPEn(運用形態)として指定できるのは、次のサービスパターンだけです。

    運用形態

    OD

    NS

    IR

    TD

    OTS

    TYPE1/type1

    ×

    TYPE2/type2

    TYPE3/type3

    ×

    ○:初期化対象
    △:リモートのサーバを参照する
    ×:初期化できない
    OD:CORBAサービス
    NS:ネーミングサービス
    IR:インタフェースリポジトリ
    TD:コンポーネントトランザクションサービス
    OTS:データベース連携サービス
    注)EJBサービスを利用する場合は、運用形態のほかにEJBオプションを指定してください。

  4. Interstageの起動

    isstartコマンドで、Interstageを起動します。

    isstart