ismodifyserviceコマンドにより、サービスの追加、および不要なサービスの削除を行うことができます。コマンドを実行するだけで簡易にカストマイズが行えます。
本コマンドにより追加/削除できるサービスを以下に示します。
サービスのセットアップが行われる機能
インタフェースリポジトリ(標準/valueインタフェース)(注)
ネーミングサービス(注)
イベントサービス
(注)セットアップまたは他サーバへの参照先変更
Interstage統合コマンドの監視対象への追加/削除
(Linux for Itaniumの場合)
CORBA/SOAPクライアントゲートウェイ
サービスの追加/削除手順について以下に説明します。
■イベントサービスの追加/削除
非同期通信(イベントサービス、ノーティフィケーションサービス、JMS)を使用する場合に使用します。
イベントサービスを追加する場合
ismodifyservice -a ES
イベントサービスを削除する場合
ismodifyservice -d ES
■CORBA/SOAPクライアントゲートウェイの追加/削除
CORBA/SOAPクライアントゲートウェイを追加する場合
ismodifyservice -a SOAPCLGW
CORBA/SOAPクライアントゲートウェイを削除する場合
ismodifyservice -d SOAPCLGW
CORBA/SOAPクライアントゲートウェイは、Linux for Itaniumにおいて指定できます。Linux for Intel64では、指定できません。
■データベース連携サービスの追加/削除
データベース連携サービスを追加する場合は、isinitコマンドで運用形態“type2”を指定し、実行します。
データベース連携サービスを追加する場合
isinit type2
データベース連携サービスを削除する場合は、運用形態に“type2”以外を指定し、isinitコマンドを実行します。
データベース連携サービスを削除する場合
isinit type1
ismodifyserviceコマンドは、操作対象サービス以外のサービスの資源には、以下の場合を除き、一切影響を与えません。
ネーミングサービス、インタフェースリポジトリの参照先ホストを変更した場合は、これらに登録されている情報を再登録する必要があります。