性能監視ツールの起動操作について説明します。
■起動方法
システム構成設定操作
性能監視環境を作成し、性能監視ツールを起動するために、システム構成情報ファイル内の以下のシステム構成情報を調整する必要があります。また、操作完了後は、マシンを再起動してください。
Semsys:seminfo_semmnu
性能監視ツールを起動する際には、必ず上記システム構成情報の設定値を見積もってください。見積もった結果、設定値の変更が不要な場合は、上記のシステム構成情報を設定する必要はありません。設定値の見積もりについては“チューニングガイド”の“システム構成情報の見積もり方法”を参照してください。
Interstageの起動
isstartコマンドを実行し、Interstageを起動します。
性能監視環境の作成
ispmakeenvコマンドにより性能監視環境を作成し、性能監視ツールを起動します。この際、以下のインターバル時間を指定します。
性能ログファイル用インターバル時間
性能ログファイルに対して性能情報を出力する間隔です。1分、5分、10分、20分、30分、1時間、2時間、3時間、4時間のいずれかが指定可能です。省略した場合には、1時間が設定されます。
リアルタイム監視用インターバル時間
Systemwalker Centric Managerに通知する性能情報の採取間隔です。Systemwalker Centric Managerからの性能監視を行う場合に指定しています。1~60分が指定可能です。省略した場合には、5分が設定されます。
ispmakeenvコマンド実行後に、性能を測定する業務アプリケーション(ワークユニット)を起動してください。ispmakeenvコマンド実行前に起動された業務アプリケーションに対しては、性能は測定されません。
システムを再起動した場合は、性能監視環境を再作成する必要があります。