uji:frameについて説明します。uji:frameには、以下の機能があります。
基本機能
uji:frameタグは、画面をフレームに分割して表示する場合に、HTMLのFRAMEタグの代わりに使用します。
uji:frameタグのアトリビュートは以下を指定します。
アトリビュート名 | 省略 | 意味 | 省略時の動作 |
---|---|---|---|
name | 不可 | フレーム名を指定します。フレーム名には英数字と'_'が使用できます。 | 省略できません。 |
src | 可 | フレームで使用する制御ページのURLを指定します。 | フレームには何も表示されません。 |
sync | 可 | 他のフレームの表示完了を待つ場合はtrueを指定します。trueを指定した場合、sync="true"が指定された全てのフレームの表示が完了するまで待ちます。待っている間は、このフレームに表示された画面から送信されたリクエストは受け付けられません。 | false |
extProps | 可 | FRAMEタグのアトリビュートを追加する場合に指定します。 | 何も追加しません。 |
以下のアトリビュートはHTMLのFRAMEタグと同様に使用します。
frameborder, marginheight, marginwidth, noresize, scrolling
上記アトリビュートの指定ではアトリビュート値を省略することはできません。noresizeを指定する場合、以下のようにアトリビュート値を明示的に指定してください。
<uji:frame name="navFrame" noresize="noresize" />
HTMLのFRAMEタグで使用可能なアトリビュートで、uji:frameにはないものを指定する場合は、extPropsアトリビュートで指定します。uji:frameタグが出力するHTMLのFRAMEタグには、extPropsに与えた記述がそのままアトリビュートの位置に出力されます。複数のアトリビュートを指定する場合はスペースで区切って記述します。なお、uji:frameタグのアトリビュートとして指定可能なアトリビュートをextPropsで指定することはできません。以下は、FRAMEタグにidアトリビュートとclassアトリビュートを追加する例です。
<uji:frame name="navFrame" extProps="id='nav1' class='normal'" />
uji:frameタグのコンテントは記述できません。
JSP
<HTML> <HEAD> <uji:dispatch/> <uji:windowControl/> </HEAD> <FRAMESET rows="80%,*"> <uji:frame src="mainFrm.jsp" name="mainFrame"/> <uji:frame src="navFrm.jsp" name="navFrame"/> <NOFRAMES> フレーム対応のブラウザをご使用ください。 </NOFRAMES> </FRAMESET> </HTML>
uji:frameタグで作成したフレームにフォームを表示させる場合は、uji:formタグまたはuji:mcFormタグを使用してフォームを作成してください。HTMLのFORMタグを使用すると、正しく画面が遷移しない場合があります。
以下のブラウザでのみ動作を確認しています。
Windows版
Microsoft Internet Explorer 5.5
Microsoft Internet Explorer 6
Internet Explorer 7
Internet Explorer 8
Mozilla Firefox 2.0
Mozilla Firefox 3.0