基本機能
uji:getPropertyタグは、データBeanのプロパティの値を画面に出力します。
uji:getPropertyタグのアトリビュートは以下を指定します。
アトリビュート名 | 省略 | 意味 | 省略時の動作 |
---|---|---|---|
bean | 可 | データBeanのJSP変数を指定します。 | 画面部品タグのカレントオブジェクトを使用します。 |
property | 可 | データBeanのプロパティ名を指定します。 | XML連携機能を使用した場合のみ省略できます |
escape | 可 | false、true、fullのいずれかを指定します。
| 初期化パラメタuji.escapeがfalse、または省略した場合、初期化パラメタuji.getProperty.escapeの値が利用されます。初期化パラメタuji.getProperty.escapeの値を省略した場合はfalseの動作となります。
|
uji:getPropertyタグのコンテントは記述できません。
JSP
<uji:getProperty property="someValue" />
カレントオブジェクトについては、各画面部品タグのレンダラを参照してください。
XML連携機能
uji:getPropertyタグは、XMLデータBeanの要素の内容を画面に出力します。
イベントモデルではXML連携機能は利用できません。
uji:getPropertyタグでは、XML連携機能を使用する際に以下のアトリビュートを指定します。これ以外のアトリビュートについては、“基本機能”を参照してください。
アトリビュート名 | 省略 | 意味 | 省略時の動作 |
---|---|---|---|
bean | 可 | データBeanまたはXMLデータBeanのJSP変数を指定します。(*) | カレントオブジェクトを使用します。 |
property | 可 | 出力する要素をルート要素の子要素名で指定します。(*) | propertyまたはxpathいずれかの指定が必要です。 |
xpath | 可 | 出力する要素をルート要素からの相対パスで指定します。(*) | propertyまたはxpathいずれかの指定が必要です。 |
(*)“7.6.1 使用するXML要素の指定方法”を参照してください。
propertyまたはxpathには単純要素を指定します。要素の集合を指定した場合の動作は“7.6.3 要素や属性の集合を指定した場合の動作”を参照してください。
XML
<root> <someValue>表示データ</someValue> </root>
JSP
データ:<uji:getProperty bean="body" xpath="someValue" />
表示画面
データ:表示データ
イベントモデル
uji:getPropertyタグは、managed beanのプロパティの値を画面に出力します。
uji:getPropertyタグは、イベントモデルで使用する際に以下のアトリビュートを指定します。これ以外のアトリビュートについては、“基本機能”を参照してください。
アトリビュート名 | 省略 | 意味 | 省略時の動作 |
---|---|---|---|
bean | 可 | managed beanの名前を指定します。 | 画面部品タグのカレントオブジェクトを使用します。 |
property | 不可 | managed beanのプロパティ名を指定します。 | 省略できません。 |
converter | 可 | コンバータをコンバータIDもしくはバリューバインディング式で指定します。 | コンバータを使用しません。 |
id | 可 | コンポーネントのIDを指定します。 | 自動的に付与されます。 |
uji:getPropertyタグのコンテントには以下のタグが記述できます。
f:converter(最大1個)
JSP
<f:view> <uji:getProperty bean="myBean" property="someProperty" escape="full" /> </f:view>
uji:getPropertyタグでコンバータを利用する場合、getAsStringメソッドに渡される第3引数の型は、Beanのプロパティの型です。
UIコンポーネントの値を画面に表示する場合(javax.faces.convert.ConverterインタフェースのgetAsString)のみ有効です。