タグで使用するXML要素は、bean, property, xpathアトリビュートの指定によって以下のように決まります。
beanで指定したオブジェクト(*1) | xpath指定 | property指定 | beanで指定したオブジェクト(*1)のpropertyで指定されたプロパティの値 | タグで使用する要素 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
XMLデータBean | あり | あり | - | - | xpathとpropertyの同時指定はできません。 |
あり | なし | - | xpathに与えた相対パスで指定される要素(相対パスの起点はXMLデータBeanのルート要素)(*2) | ||
なし | あり | 指定されたプロパティが存在しない | XMLデータBeanのルート要素の子要素のうち、propertyで指定した名前の要素(*2) | ||
XMLデータBean | propertyで指定されたXMLデータBeanのルート要素(*2) | ||||
XMLデータBean以外 | - | XML連携機能は使用されません。 | |||
なし | なし | - | XMLデータBeanのルート要素(*2) | (*3) | |
通常のデータBean | - | あり | XMLデータBean | XMLデータBeanのルート要素(*2) | xpathは無効です。(*4) |
- | あり | XMLデータBean以外 | - | XML連携機能は使用されません。xpathは無効です。 | |
- | なし | - | - | XML連携機能は使用されません。xpathは無効です。 |
(*1) beanアトリビュート省略時には、代わりにカレントオブジェクトが使用されます。ただし、beanアトリビュートの指定が省略できるのは、タグが他の画面部品タグの内側で使用されており、カレントオブジェクトが利用できる場合です。
(*2) XMLデータBeanのルート要素とは、XMLデータBeanが保持するXMLツリーのルートです。
(*3) xpathとpropertyの両方を省略できるのは以下のタグです。
xpathまたはpropertyに複合要素が指定できるタグ
uji:input、uji:select、uji:textarea (ただし、beanアトリビュートを省略した場合のみ)
(*4) この指定方法が可能なのは、xpathとpropertyの両方を省略できるタグのみです。この条件に該当するタグについては(*3)の説明を参照してください。