uji:includeについて説明します。uji:includeには、以下の機能があります。
基本機能
uji:includeタグは、ページマップに従って対応する入出力ページを画面に取り込みます。uji:includeタグは以下の動作をします。
paneアトリビュートが指定された場合は、指定の領域名にDispatchContextクラスのsetResponseBeanメソッドで対応付けられたデータBeanを取得します。paneアトリビュートが省略された場合は、画面部品タグのカレントオブジェクト(<uji:value />で表示されるオブジェクト)を取得します。
取得したデータBeanと、Beanの表示モード(DataBeanクラスのsetVerbメソッドで設定された文字列)に従ってページマップを検索し、入出力ページ名を得ます。
決定した入出力ページのJSPをタグの位置に置換して表示します。
Mccoordinatorアプリケーションを開発する場合はuji:mcIncludeタグを使用してください。
uji:includeタグのアトリビュートは以下を指定します。
アトリビュート名 | 省略 | 意味 | 省略時の動作 |
---|---|---|---|
pane | 可 | uji:includeタグが書かれた画面位置の領域名を指定します。(*) | 画面部品のカレントオブジェクトが使用されます。 |
(*) DispatchContextクラスのsetResponseBeanメソッドを使用せず、HttpServletRequest, HttpSession, ServletContextクラスのsetAttributeメソッドでデータBeanを設定した場合には、setAttributeメソッドで指定したキーをpaneアトリビュートに指定します。
uji:includeタグのコンテントは記述できません。
JSP
<uji:include pane="body" />
paneアトリビュートを省略した場合は、画面部品によってカレントオブジェクトがデータBeanである必要があります。この時、インクルードされる側のページにはuji:includedBodyタグを使用します。
paneアトリビュートを指定する場合は、インクルードされる側のページのuji:includedBodyタグは不要です。