以下について説明します。
■Interstageのアンインストール時の注意事項
アンインストール時には、以下に注意してください。
コンピュータの管理者もしくはAdministratorsグループのメンバでアンインストールを行ってください。
コンピュータ起動直後にアンインストールする場合、サービスが起動処理中のために、アンインストールが失敗することがあります。この場合、時間をおいて再度アンインストールを行ってください。
アンインストール途中に何らかの原因で強制終了した場合、以後アンインストールを完了することができないことがあります。この場合、インストールCD-ROMドライブの直下(ドライブEの場合、E:\HowToDel.txtになります)の“HowToDel.txt”を参照し、Interstageの資産・情報を手動で削除してください。
アンインストール中に「キャンセル」ボタンを実行することはできません。
アンインストール直後は、[アプリケーションの追加と削除]メニューのアプリケーション一覧に“Interstage Application Server xxxxx V9.1.0 (xxxxxはエディション名)”の文字が残ったままとなりますが、再度、[アプリケーションの追加と削除]メニューを表示させることにより、アンインストールが行われたことを確認することができます。
インストール後、すぐにアンインストールを行った場合、アンインストール画面ではなく、インストール画面が表示される場合があります。この現象はインストール完了後、タスクバーにインストーラのタスクが残った状態のままアンインストールを実行することで発生する可能性があります。この場合、インストール画面を終了し、再度アンインストールを実行してください。
Interstageのインストールフォルダ配下に暗号化属性が設定されている場合、暗号化を行ったユーザでアンインストールを行ってください。以下に暗号化のユーザの確認方法を示します。
1)“Interstageのインストールフォルダ\ODWIN\uninstall\setup.exe”を右クリックし、[プロパティ]をクリックします。
2)[全般]タブの属性にある[詳細設定]をクリックします。[詳細設定]が存在しない場合は暗号化属性は設定されていません。
3)“内容を暗号化してデータをセキュリティで保護する”チェックボックスがオンの場合は、[詳細]をクリックし、ユーザ名に表示されるユーザでログインしアンインストールを行ってください。オフの場合は暗号化属性は設定されていません。
■Interstageのアンインストール
以下の方法でアンインストールを行ってください。
スタートメニューの[すべてのプログラム] > [Interstage] > [Application Server] > [アンインストール]から“アンインストール”を実行してください。
“ファイル削除の確認”画面で、アンインストールを行う場合は[OK]をクリックしてください。アンインストールを中止する場合は[キャンセル]をクリックしてください。
Interstageの各サービスが起動している状態の場合、自動的にサービスを停止し、アンインストールを開始します。
アンインストールが完了したら、「はい、今すぐコンピュータを再起動します。」を選択して、コンピュータを再起動してください。
■CORBAサービスのアンインストール時の注意事項
Interstageに含まれるCORBAサービスは、以下の製品からも使用されます。CORBAサービスが他製品で使用されている場合、Interstageのアンインストールでは削除されません。
Systemwalker CentricMGR 運用管理サーバ
Systemwalker Centric Manager 運用管理サーバ
Interstage Security Director
Interstageをアンインストールした後、CORBAサービスが残っている場合、以下の手順でアンインストールすることができます。
使用している製品の確認
以下の製品がインストールされているか確認してください。インストールされている場合は、アンインストールしないでください。
Systemwalker CentricMGR 運用管理サーバ
Systemwalker Centric Manager 運用管理サーバ
Interstage Security Director
なお上記の製品でも使用しなくなった場合、以下の方法でアンインストールしてください。
サービスの停止
[コントロールパネル] > [管理ツール] > [サービス]から“OD_start”サービスを停止します。
アンインストール
スタートメニューの[すべてのプログラム] > [ObjectDirector]から“ObjectDirector Uninstall”を実行し、アンインストールしてください。
[コントロールパネル] > [アプリケーションの追加と削除]メニューで表示されるアプリケーション一覧から“ObjectDirector Server”を選択し、“追加と削除(R)”をクリックしてアンインストールすることもできます。
■Interstage JMXサービスのアンインストール時の注意事項
Interstage JMXサービスをアンインストールした場合、以下のレジストリ配下に情報が残っている場合があります。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\JavaSoft\Prefs\com\fujitsu\triole\nf\event
上記レジストリはシステムの動作には影響ないため、対処は必要ありません。また、上記レジストリに登録された情報は以下の製品でも使用されます。以下の製品がインストールされている場合はレジストリを削除しないようにしてください。
Systemwalker Resource Coordinator
ETURNUS SF Storage Cruiser
Server System Manager