アンインストールを行う前に、以下の作業を行ってください。
■アプリケーションの停止
すべてのアプリケーションを終了させてください。
■資源の退避
必要に応じ環境資源を退避してください。Interstageの環境資源の退避方法については、“運用ガイド(基本編)”を参照してください。
旧システムの環境資源を移行する場合には、“移行ガイド”を参照してください。
業務構成管理機能の情報を次回のインストール時に引き継ぐ場合は、バックアップコマンドを利用してバックアップしてください。次回インストール後にリストアすることで、情報を引き継ぐことができます。
■Interstage ディレクトリサービスのアンインストール前作業
Interstage ディレクトリサービスのリポジトリが起動されていないか、Interstage管理コンソールを使用し、[システム] > [サービス] > [リポジトリ]の[リポジトリ:状態]画面で確認してください。起動中のリポジトリが存在する場合は、起動中のリポジトリをすべて停止してください。
すべてのリポジトリが停止していることを確認後、必要に応じてリポジトリのバックアップを行い、すべてのリポジトリを削除してください。リポジトリのバックアップについては、“ディレクトリサービス運用ガイド”の“バックアップ・リストア”を参照してください。
以下のフォルダ配下に必要なファイルがある場合は、退避してください(以下は“C:\Interstage”にインストールしていた場合)。
C:\Interstage\IREP
C:\Interstage\IREPSDK
■JTSのアンインストール前作業
データベース連携サービスのサービスを停止する前に、以下の作業を行ってください。
OTSシステムおよびリソース管理プログラムが動作していないことを、otsaliveコマンドを使用して確認します。
[使用例:動作中の場合] > otsalive <RETURN> ---------------------------------------------------------------------- OTS system START-TIME 2007/01/01 10:17:26 OTS Resource resourcedef1 START-TIME 2007/01/01 11:50:12 OTS Resource resourcedef2 START-TIME 2007/01/01 12:50:12 ----------------------------------------------------------------------
[使用例:未起動の場合] > otsalive <RETURN> ---------------------------------------------------------------------- Nothing ----------------------------------------------------------------------
動作している場合は、otsstopコマンドでOTSシステムを停止します。
また、otsstoprscコマンドを使用してリソース管理プログラムを停止します。なおisstartコマンドを使用して運用していた場合は、isstopコマンドを使用して停止してください。
---------------------------------------------------------------------- > otsstop <RETURN> > otsstoprsc -n resourcedef1 <RETURN> > otsstoprsc -n recourcedef2 <RETURN> ----------------------------------------------------------------------
データベース連携サービスをインストールしたフォルダ内のユーザ資産を退避または削除します。ダンプファイルを出力した場合は、そのダンプファイルを削除します。
ダンプファイルは以下のフォルダ下に格納されています(以下は“C:\Interstage”にインストールしていた場合)。
C:\Interstage\ots\var
不必要なサーバアプリケーションの情報をCORBAサービスから削除します。削除しなければ、データベース連携サービスの再インストール後、OTSシステムの動作環境の設定(otssetupコマンド)、リソース管理プログラムの登録(otssetrscコマンド)、サーバアプリケーション(CORBAアプリケーション)の登録を行う必要はありません。
登録したサーバアプリケーションの情報を、OD_impl_instコマンド、OD_or_admコマンドを使用して削除します。
登録したリソース管理プログラムの情報を、otssetrscコマンドを使用して削除します。
>otssetrsc -d -n resourcedef1 <RETURN>
>otssetrsc -d -n resourcedef2 <RETURN>
OTSシステムの動作環境を、otssetupコマンドを使用して削除します。
>otssetup -d <RETURN>
■Interstage Java EEのアンインストール前作業
クラスタサービス連携を行っているInterstage Java EEのアンインストール前作業
Java EE共通ディレクトリを共用ディスクに作成し、複数のノードから参照している場合、以下に注意してアンインストールを行ってください。
以下の順でアンインストールを行ってください。
作成済みのJava EE共通ディレクトリを参照してJava EEの初期化を行ったノード
Java EE共通ディレクトリの資源を作成したノード
運用ノードに変更してから、アンインストールを行ってください。
■その他
ターミナルサービスが実行モードの状態の場合は、以下のコマンドを実行して、ターミナルサービスをインストールモードに変更してください。
CHANGE USER /INSTALL
InterstageとSystemwalker CentricMGR 運用管理サーバまたは、Systemwalker Centric Manager 運用管理サーバを同一サーバ上にインストールしている場合は、Systemwalker Centric Managerのすべての機能を停止してください。停止方法の詳細は、Systemwalker Centric Managerのマニュアルを参照してください。
ServerMachineMonitorおよびServerMachineMonitorAgentをサービスに登録している場合、isunsetsmmコマンドおよびisunsetsmmaコマンドを使用して削除してください。コマンドの詳細は、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。