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Interstage Application Server インストールガイド

4.2 新規インストール

  本ソフトウェアをインストールする方法を説明します。
  なおここで説明する手順は、コンピュータの管理者、またはAdministratorsグループのメンバで行ってください。

1.インストールの開始

  インストールCD-ROMをコンピュータのCD-ROMドライブにセットし、表示される以下の画面で[インストール]をクリックしてください。

  

2.タイプの選択

  “サーバタイプの選択”画面で、[アプリケーションサーバ機能をインストール]、または[管理サーバ機能をインストール]を選択し、[次へ]をクリックしてください。

  
  [管理サーバ機能をインストール]を選択した場合は、“3.インストールの確認”画面に移ります。

  “インストールタイプの選択”画面で、[標準インストール]または[カスタムインストール]を選択し、[次へ]をクリックしてください。


  [アプリケーションサーバ機能をインストール]の[標準インストール]、[管理サーバ機能をインストール]を選択した場合、Interstageで使用する予定のポート番号がすでに使用された状態であるとき、警告メッセージが表示されます。“3.インストールの確認”画面で、[変更する]を選択してポート番号を変更してください。
  [アプリケーションサーバ機能をインストール]の[カスタムインストール]を選択した場合は、“4.Interstageのインストール先の設定”画面に移ります。

3.インストールの確認

  “インストールの確認”画面で、インストール内容を確認してください。

  以下は、[アプリケーションサーバ機能をインストール]および[標準インストール]の場合に表示される画面です。

4.Interstageのインストール先の設定

  “インストール先の選択”画面で[参照]をクリックし、Interstageのインストール先を設定して、[次へ]をクリックしてください。

インストールフォルダに関する注意事項

  [アプリケーションサーバ機能をインストール]の[標準インストール]、[管理サーバ機能をインストール]の場合、“7.JDKまたはJREのインストール先の設定”画面に移ります。

5.インストール機能の選択

  本画面は、カスタムインストールや機能の追加と削除の場合に表示されます。
  “インストール機能の選択”画面で、インストールする機能をチェックし、[次へ]をクリックしてください。


  本画面で表示している[必要なディスク容量]よりもさらに約140Mバイト空き容量が必要です。十分な空きを確保してください。

6.JDKまたはJREの選択

  本画面は、カスタムインストールや機能の追加と削除の場合に表示されます。
  “JDKまたはJREの選択”画面で、[JDK]または[JRE]を選択し、[次へ]をクリックしてください。

  

7.JDKまたはJREのインストール先設定

  “インストール先の選択”画面で[参照]をクリックし、JDKまたはJREのインストール先を設定して、[次へ]をクリックしてください。
  カスタムインストールや機能の追加と削除の場合は、選択したJDKまたはJREのインストール先を設定してください。
  以下は、[JDK]をインストールする場合に表示される画面です。

  

8.ュリティ運用形態選択

  “運用形態の選択”画面で、Interstage管理コンソールのセキュリティ運用形態を選択します。[SSL暗号化通信を使用する]または[SSL暗号化通信を使用しない]を選択し、[次へ]をクリックしてください。

「SSL暗号化通信を使用しない。」を選択した場合は、Interstage管理コンソールをアクセスするためのIDやパスワードなどが、ネットワーク上をそのまま流れます。そのため、通信データが傍受されないような対策を実施することを推奨します。

9.ポート番号の設定

  “ポート番号の設定”画面で、使用するポート番号を指定して、[次へ]をクリックしてください。ポート番号を変更しない場合は、そのまま[次へ]をクリックしてください。

  以下は、[アプリケーションサーバ機能をインストール]の場合に表示される画面です。

  それぞれ以下のポート番号が初期値として設定されています。変更する場合、有効な入力は1~65535の範囲の半角数字です。

アプリケーションサーバ機能のインストールの場合

機能

ポート番号の初期値

Interstage管理コンソール

12000

Webサーバ(Interstage HTTP Server)

80

CORBAサービス

8002

管理サーバ機能のインストールの場合

機能

ポート番号の初期値

Interstage管理コンソール

12000

  選択したポート番号が、すでに使用されている場合や重複している場合には、以下の“ポート番号の再設定”画面が表示されます。

10.メッセージマニュアルインストール選択

  “メッセージマニュアルのインストール選択”画面で、メッセージマニュアルのインストール有無を選択します。Interstage管理コンソールから直接メッセージマニュアルを参照可能にする場合、[メッセージマニュアルをインストールする。]を選択し、[次へ]をクリックしてください。


  [メッセージマニュアルをインストールしない。]を選択してインストールし、その後、Interstage管理コンソールからメッセージマニュアルを参照するように変更する場合は、以下の作業を実施してください。なお以下ではC:\Interstageにインストールした場合を例に説明します。

  1. “C:\Interstage\gui\msgman”フォルダを作成してください。

  2. インストールCD-ROM内の“\msgman”配下に存在する“ismsg.zip”を“C:\Interstage\gui\msgman”配下に複写してください。

  3. コンピュータを再起動してください。

11.MessageQueueDirectorのインストール先の設定

  本機能は、64ビットのInterstage Application Server Enterprise Edition でのみ使用できる機能です。他のエディションの場合は、次の手順に進んでください。

  本画面は、以下の場合に表示されます。

  MessageQueueDirectorは、NTFS上にインストールする必要があります。InterstageインストールフォルダがNTFSでない場合、“インストール先の選択”画面が表示されます。MessageQueueDirectorをインストールするNTFS上のフォルダを設定し、[次へ]をクリックしてください。


  “インストールフォルダに関する注意事項”を参照してください。

12.J2EE共通ディレクトリの作成先設定

  管理サーバ機能のインストールの場合は、J2EE共通ディレクトリの設定はありません。

  “インストール先の選択”画面で[参照]をクリックし、J2EE共通ディレクトリの作成先を設定して、[次へ]をクリックしてください。


  “インストールフォルダに関する注意事項”を参照してください。

13.Java EE機能の認証情報の設定

  “Java EE機能の認証情報の設定”画面で、管理ユーザーIDおよびパスワードを指定して、[次へ]をクリックしてください。パスワードの確認入力には、パスワードの入力と同じ文字列を入力してください。

  入力時の注意事項

設定項目

注意事項

管理ユーザID

・1文字以上、255文字以内で指定してください。
・半角の英数字または、“_”、 “-”、 “.”が使用できます。

パスワード

・8文字以上、20文字以内で指定してください。
・半角の英数字と記号が使用できます。(空白および制御コードを除く、0x21-0x7eの範囲のascii文字)

14.Java EE機能のポート番号の設定

  “Java EE機能のポート番号の設定”画面で、使用するポート番号を指定して、[次へ]をクリックしてください。ポート番号を変更しない場合は、そのまま[次へ]をクリックしてください。

  それぞれ以下のポート番号が初期値として設定されています。変更する場合、有効な入力は1~65535の範囲の半角数字です。

機能

ポート番号の初期値

IIOPポート

23600

IIOP_SSLポート

23601

IIOP_MUTUALAUTHポート

23602

JMX_ADMINポート

8686

15.Java EE機能で使用するJDKの選択

  “Java EE機能で使用するJDKの選択”画面で、使用するJDKのバージョンを選択して、[次へ]をクリックしてください。なお、インストール機能として“JDK5.0”のみを選択した場合は、本画面は表示されずに“JDK5.0”がJava EE機能で使用するJDKとして設定されます。

16.Java EE共通ディレクトリの作成先の設定

  “インストール先の選択”画面で[参照]をクリックし、Java EE共通ディレクトリの作成先を設定して、[次へ]をクリックしてください。

  Java EE共通ディレクトリに関する注意事項

17.インストール

  “インストールの確認”画面で設定内容を確認し、内容に誤りがなければ、[インストール]をクリックしてください。インストールが開始されます。
  インストールを実行することで、インストール機能として選択した機能のセットアップ処理が実行されます。

  以下は、[アプリケーションサーバ機能をインストール]および[標準インストール]の場合に表示される画面です。

  インストール完了後、[完了]をクリックして、“4.4 インストール後の作業”を行ってください。“クイックスタートガイド”を参照する場合は、[クイックスタートガイドを開く]をチェック、[完了]をクリックした後、“4.4 インストール後の作業”を行ってください。
  なおインストール時にトラブルが発生した場合は、“4.5 インストール時のトラブル対処方法”を参照して対処してください。