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Interstage Interaction Manager V9.1.1 Ajaxフレームワーク ユーザーズガイド

5.9.15 サーブレット連携アプリケーションの開発(Eclipse)

Eclipseを利用して、サーブレットと連携するAjaxフレームワークアプリケーションを開発する場合、以下の手順で開発します。

図5.7 サーブレット連携アプリケーションの開発手順(Eclipse)

注) マッシュアップフレームワークを利用する場合にだけ必要です。

  1. 利用するWebサービスの決定
    Ajaxフレームワークアプリケーションで利用するWebサービスを決定します。
    この作業は、マッシュアップフレームワークを利用する場合にだけ必要です。

  2. Ajaxフレームワークプロジェクトの作成
    Ajaxフレームワークアプリケーションを開発するためのプロジェクトを作成します。
    詳細は、“プロジェクトの作成”を参照してください。

  3. XSLの作成(スクレイピング)
    スクレイピングツールを利用して、Webアプリケーションをスクレイピングし、XSLファイルを作成します。
    この作業は、マッシュアップフレームワークを利用する場合にだけ必要です。
    詳細は、“付録G スクレイピングツール”を参照してください。

  4. マッシュアップ定義ファイルの設定
    マッシュアップ定義ファイルに必要な設定を行います。
    この作業は、マッシュアップフレームワークを利用する場合にだけ必要です。
    マッシュアップ定義ファイルの設定の詳細は、“5.9.11 マッシュアップ定義ファイルの編集(Eclipse)”を参照してください。

  5. 画面フォームの作成・編集
    Ajaxフレームワークアプリケーションで使用する画面フォームを作成します。
    画面フォーム(ひな形)の作成の詳細は、“画面フォーム(ひな型)の作成”を参照してください。画面フォームの編集の詳細は、“5.9.3 画面フォームの編集(Eclipse)”を参照してください。
    ユーザデータ/ユーザロジックを定義する外部ファイルの作成については、“5.9.4 ユーザロジック定義の作成(Eclipse)”を参照してください。

  6. JavaScriptファイルの作成・編集
    Ajaxフレームワークアプリケーションで使用するJavaScriptファイルを作成します。
    JavaScriptファイルの作成の詳細は、“5.9.5 JavaScriptファイルの作成(Eclipse)”を参照してください。JavaScriptファイルの編集の詳細は、“5.9.6 JavaScriptファイルの編集(Eclipse)”を参照してください。

  7. JavaBeanの作成
    JavaBeanを作成します。
    詳細は、“JavaBeanの作成”を参照してください。

  8. ビジネスロジックの作成
    ビジネスロジックを作成します。
    詳細は、“ビジネスロジックの作成”を参照してください。

  9. Ajaxフレームワーク環境定義ファイルの設定
    Ajaxフレームワーク環境定義ファイルに必要な設定を行います。
    Ajaxフレームワーク環境定義ファイルの設定の詳細は、“5.9.9 Ajaxフレームワーク環境定義ファイルの作成(Eclipse)”および“5.9.10 Ajaxフレームワーク環境定義ファイルの編集(Eclipse)”を参照してください。

  10. 検証・ビルド・デバッグ
    環境定義の検証、実行環境のビルド、アプリケーションのデバッグを行います。
    詳細は、それぞれ、“5.9.12 検証(Eclipse)”、“5.9.13 ビルド(Eclipse)”、“5.9.14 実行・デバッグ(Eclipse)”を参照してください。

プロジェクトの作成

サーブレットと連携するアプリケーションは、Apcoordinatorと連携するアプリケーションと同様に“動的Webプロジェクト(Ajaxフレームワーク)”を使用して開発します。
以下の手順で、プロジェクトを作成します。

  1. [New Project]ウィザードで、“動的Webプロジェクト(Ajaxフレームワーク)”を選択します。

  2. [New Dynamic Web Project]ウィザードで、以下を設定します。

    • [Dynamic Web Project]ページで、プロジェクトの基本情報を設定します。

    • [Modify]ボタンをクリックして、表示される[Project Facets]ダイアログボックスで[Apcoordinator Core]ファセットのチェックを外します。ファセットを設定しないことにより、Apcoordinatorを利用しないアプリケーションが開発できます。

    • [Web Module]ページで、Webアプリケーションの情報を設定します。

    • [エントリサーブレット情報]ページで、エントリサーブレットの情報を設定します。

画面フォーム(ひな型)の作成

以下の手順で、サーブレットと連携するアプリケーションで使用する画面フォームを作成します。

ポイント

画面フォームの文字コードは、UTF-8を推奨します。UTF-8以外の文字コードを使用する場合は、“5.12 文字コードについて”を参照してください。

JavaBeanの作成

以下の手順で、JavaBeanを作成します。

  1. [New]ウィザードで、[Class]を選択します。

  2. 作成するJavaBeanの[Source folder]、[Package]、[Name]を指定します。
    必要に応じて、[Superclass]、[Interfaces]を指定してください。

作成したJavaBeanのソースは、Java Editorで編集します。

メンバを選択して、[Source]メニューの[Generate Getters and Setters]をクリックすると、そのメンバに対してGetter/Setterを生成することができます。

ビジネスロジックの作成

以下の手順で、ビジネスロジックを実装するサーブレットを作成します。

  1. [New]ウィザードで、[Class]を選択します。

  2. 作成するサーブレットの[Source folder]、[Package]、[Name]を指定します。
    [Superclass]には、“javax.servlet.http.HttpServlet”、または、HttpServletを継承したクラスを指定してください。
    必要に応じて、[Interfaces]を指定してください。

作成したサーブレットのソースは、Java Editorで編集します。