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Interstage Shunsaku Data Manager トラブルシューティング集

1.3.4 ハングアップ状態の確認と対処

ハングアップの可能性がある場合、以下を参照して事象を特定してください。

問題を特定したら、調査資料を採取し当社技術員(SE)にお知らせください。
資料の採取方法については、“第3章 調査資料の採取”を参照してください。


ハングアップ状態は、単に実行時間が長くなっているだけの状態と見間違える可能性があります。

以下の手順でハングアップ状態になっているかどうか判断してください。

Solaris別画面から以下のコマンドを投入し、CPU使用率で判別します。

mpstat  -p  [実行間隔(秒)]  [実行回数]

備考. 実行回数を省略した場合、無限に実行されます。


例)1秒おきに60回(1分間)採取

mpstat  -p  1  60

出力された情報のうち、“usr”+“sys” の数値に着目し、ある程度時間が経過しても変動がないといった傾向が見られたときは、ハングアップ状態であると判断してください。


Linux別画面から以下のコマンドを投入し、CPU使用率で判別します。

mpstat  -P  ALL  [実行間隔(秒)]  [実行回数]

備考. 実行回数を省略した場合、無限に実行されます。


例)1秒おきに60回(1分間)採取

mpstat  -P  ALL  1  60

出力された情報のうち、“%user”+“%system”の数値に着目し、ある程度時間が経過しても変動がないといった傾向が見られたときは、ハングアップ状態であると判断してください。


Windowsタスクマネージャを起動し、「プロセス」タブの“CPU”に着目してください。イメージ名で“shun”の名のつくexeの数値にある程度時間が経過しても変動がないという傾向が見られたときは、ハングアップ状態であると判断してください。