運用サーバと待機サーバで共通に使用する共用ディスクが故障した場合、クラスタシステムは故障を検知し、クラスタグループ(クラスタアプリケーション)のフェイルオーバが発生します。
この場合、ハードウェアの交換など、故障したリソースの原因を取り除き、再度、クラスタグループ(クラスタアプリケーション)を起動することで、業務を再開することができます。
ディレクタデータファイルおよびオペレーションログファイルを配置した共用ディスクが故障した場合、故障したリソースの復旧後に、データの復旧が必要となります。
ここでは、以下のデータ復旧の手順について説明します。
MSCSまたはMSFCを使用した場合
ディレクタデータファイルのリカバリ手順
オペレーションログファイルのリカバリ手順
PRIMECLUSTERを使用した場合
ディレクタデータファイルのリカバリ手順
オペレーションログファイルのリカバリ手順