directorを削除する場合、以下の手順で行います。
1. | Shunsakuを停止します。 |
参照
Shunsakuの停止については、“3.2.2 停止”を参照してください。
2. | システム用動作環境ファイルを編集し、配布します。 削除する実行パラメタには以下のものがあります。 |
実行パラメタ名 | 意味 | 説明 |
---|---|---|
Director | directorのサーバ情報 | 削除するdirector用のパラメタを削除します |
Searcher | searcherのサーバ情報 | 削除するdirectorに接続しているsearcher用のパラメタを削除します |
注意
システム用動作環境ファイルを全サーバのShunsakuのインストール先のフォルダ\etc\system配下に配布してください。
システム用動作環境ファイルを全サーバの/etc/opt/FJSVshnsk/etc/system配下に配布してください。
3. | conductorを配置するディレクタサーバでconductor用動作環境ファイルを編集します。編集する実行パラメタには、以下のものがあります。 |
実行パラメタ名 | 意味 | 説明 |
---|---|---|
File | File情報 | Shunsaku Fileを使用している場合、Fileからdirectorの情報を削除します。 |
InsertPoint | データを挿入するdirectorの情報 | 削除するdirectorが指定されている場合、データを挿入するdirectorを変更します。 |
4. | Windows版のShunsakuでは、directorを削除するために、登録していたdirectorのサービスを削除する必要があります。 |
shundservice -s director識別子 -n Shunsakuシステム名 -d
5. | ディレクタデータファイルを削除します。 |
6. | オペレーションログファイルを削除します。 |
7. | director用動作環境ファイルを削除します。 |
Shunsakuのインストール先のフォルダ\etc\director\削除するdirector識別子.cfg というファイルを削除します。
/etc/opt/FJSVshnsk/etc/director/削除するdirector識別子.cfg というファイルを削除します。
注意
ダイレクトアクセス機能を使用している場合は、ダイレクトアクセスキー定義ファイルも削除する必要があります。
8. | directorを配置するサーバの以下のファイルに指定してあるdirector用のポート番号を削除します。 |
Windowsの場合
Windowsのインストール先のフォルダ\system32\drivers\etc\services
Linux/Solarisの場合
/etc/services
director用ポート番号として定義してある、以下のポート番号の削除が必要となります。
searcherへの検索要求を発行するポート番号
searcherへの更新要求を発行するポート番号
要求受付ポート番号
9. | 削除するdirectorに接続しているsearcherを削除します。 |
参照
searcherの削除については、“4.2.4 searcherの削除”を参照してください。
10. | Shunsakuを起動します。 |
参照
Shunsakuの起動については、“3.2.1 起動”を参照してください。