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Interstage Shunsaku Data Manager 導入・運用ガイド

3.3 検索用データの登録

検索用データとは、directorが管理しているディレクタデータと、各searcherに配布されているサーチデータのことを指します。
この検索用データは、XML文書を格納しているテキストファイルを入力としてshundimportコマンドにより登録します。
検索用データを登録する作業の流れを、以下の図に示します。

テキストファイルからの取込みおよび検索用データの登録は、以下の手順で行います。

  1. shundstateコマンドを実行し、総レコード件数を確認し、記録します。

    shundstate -s  director識別子

  2. テキストファイルを用意します。

    テキストファイルが複数存在する場合は、1個のファイルに結合します。テキストファイルの内容の詳細については、“アプリケーション開発ガイド”を参照してください。

    ポイント

    • 検索用データの登録では、ディレクタサーバのローカルディスクに存在するファイルが入力ファイルとなるため、テキストファイルはディレクタサーバのローカルディスクに登録してください。

    • ShunsakuのXML変換機能を使用することによって、データベースまたはCSVファイルに格納されているデータから、データ取込みの入力ファイルとなる、XML文書を格納したテキストファイルを作成することができます。XML変換機能の詳細については、“アプリケーション開発ガイド”を参照してください。


  3. shundimportコマンドを実行し、テキストファイルに格納されたXML文書を取り込み、検索用データを登録します。

    shundimport -s  director識別子 -f ファイル名

  4. shundstateコマンドを実行し、総レコード件数が変更されていることを確認します。

    shundstate -s  director識別子

参照

shundstateコマンドの出力表示については、“6.2.3 director運用情報のモニタリング”を参照してください。

注意

  • shundimportコマンドのnオプション実行後、または、更新ログを採取していない場合は、ディレクタデータファイルをバックアップしてください。ディレクタデータファイルのバックアップについては、“5.3.2 バックアップ”を参照してください。

  • 検索用データを一度登録したあとで、検索用データの入替えや再登録を行うには、“3.4 検索用データの再登録”を参照してください。