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Interstage Application Server リファレンスマニュアル(API編)

1.10.8 ConstantDefインタフェース

1.10.8.1 CORBA_ConstantDef__get_type()

名前

  CORBA_ConstantDef__get_type

形式

  #include <orb.h>
  #include <InterfaceRep.h>
  CORBA_TypeCode  CORBA_ConstantDef__get_type(
        CORBA_Object  obj,
        CORBA_Environment  *env );

機能説明

  objで指定した定数定義オブジェクトのTypeCodeを返します。
  本関数はタイプコードを格納する領域を獲得するため、この領域が不要になった時点で、CORBA_Object_release()を使用して領域を解放する必要があります。

パラメタ

  obj

  定数定義オブジェクト。

  env

  例外情報が格納される構造体。

復帰値

  正常終了した場合は、TypeCodeが返されます。
  異常終了した場合は、env構造体の_majorにはCORBA_SYSTEM_EXCEPTIONが返され、_idと_minorに詳細情報が設定されます。

  _idと_minorの意味については、“メッセージ集”の“CORBAサービスから通知される例外情報/マイナーコード”を参照してください。

1.10.8.2 CORBA_ConstantDef__get_value()

名前

  CORBA_ConstantDef__get_value

形式

  #include <orb.h>
  #include <InterfaceRep.h>
  CORBA_any  *CORBA_ConstantDef__get_value(
        CORBA_Object  obj,
        CORBA_Environment  *env );

機能説明

  objで指定したConstantDefオブジェクトの定数の値を、any構造体の形式で返します。
  本関数は定数の値(any構造体)を格納する領域を獲得するため、この領域が不要になった時点で、CORBA_free()を使用して領域を解放する必要があります。

パラメタ

  obj

  ConstantDefオブジェクト。

  env

  例外情報が格納される構造体。

復帰値

  正常終了した場合は、定数の値(any構造体)が返されます。
  異常終了した場合は、env構造体の_majorにはCORBA_SYSTEM_EXCEPTIONが返され、_idと_minorに詳細情報が設定されます。

  _idと_minorの意味については、“メッセージ集”の“CORBAサービスから通知される例外情報/マイナーコード”を参照してください。

1.10.8.3 継承されて使用できる関数

(1) CORBA_ConstantDef__get_def_kind
(2) CORBA_ConstantDef__get_id
(3) CORBA_ConstantDef__get_name
(4) CORBA_ConstantDef__get_defined_in
(5) CORBA_ConstantDef_describe

  (1)については、“IRObject共通インタフェース”を継承します。
  “CORBA_IRObject”の部分を“CORBA_ConstantDef”に置き換えて使用することができます。
  関数の仕様については、“1.10.2 IRObject共通インタフェース”を参照してください。

  (2)~(5)については、“Contained共通インタフェース”を継承します。
  “CORBA_Contained”の部分を“CORBA_ConstantDef”に置き換えて使用することができます。
  関数の仕様については、“1.10.3 Contained共通インタフェース”を参照してください。