現在のシステムでconductorを使用していない場合は、conductor用動作環境ファイルを新規に作成します。conductorを使用している場合は、既存のconductor用動作環境ファイルを編集します。
種類 | 格納場所 |
---|---|
conductor用動作環境ファイル | Shunsakuのインストール先のフォルダ¥Shunsaku¥etc¥conductor¥conductor識別子.cfg |
conductor用動作環境ファイルの詳細については、“導入・運用ガイド”の“conductor用動作環境ファイルの実行パラメタ”を参照してください。
conductor用動作環境ファイルの作成
conductor用動作環境ファイルを、以下のサンプルの動作環境ファイルから複写し、作成します。
Shunsakuのインストール先のフォルダ¥Shunsaku¥etc¥conductor¥conductor.cfg-sample
編集したconductor用動作環境ファイルは、サンプル用と同じディレクトリにconductor識別子.cfgというファイル名で格納します。
conductor用動作環境ファイルの編集
以下のように、既存のconductor用動作環境ファイルの編集を行います。
V6.0系に存在する実行パラメタ | V6.0系での記述の省略 | 移行時の編集作業 |
---|---|---|
DirectorInfo | 不可 | 削除 |
LogFileFolder | 可 | なし |
LogFileSize | 可 | LogFileFolderパラメタが指定されていない場合は、“0”を指定します。 |
CoreFileFolder | 不可 | なし |
AnsMax (注1) | 可 | Shunsaku V6.0L30からの移行の場合は、なし |
MySearchPort | 不可 | 削除 |
CharacterCode (注1) | 可 | 指定されている場合は、削除 |
StartPoint | 可 | なし |
WaitTimer | 可 | 設定されている場合はその値を、設定されていない場合は10000をAPI用動作環境ファイル(注2)のWaitTimerパラメタに設定 |
MaxConnection | 可 | なし |
SorterInfo (注1) | 可 | 指定されている場合は、削除 |
注1) Shunsaku V6.0L30にのみ存在するパラメタ
注2) API用動作環境ファイルの詳細については、以下を参照してください。
“導入・運用ガイド”の“API用動作環境ファイルの実行パラメタ”
“アプリケーション開発ガイド”の“動作環境ファイルの設定”
V6.0系の起動・停止コマンドを使用する場合には、SystemNameパラメタに決定したShunsakuシステム名を設定します。
InsertPointパラメタについては、“_LAST_”を設定します。
上記のconductor用動作環境ファイルに、下記のパラメタについて追加編集を行います。
実行パラメタ | V6.0系での記述の省略 | 編集作業 |
---|---|---|
PfmFileSize | V9.0系新規 | 性能ログを採取しない場合は、“0”を指定します。 |
他のパラメタについては必要に応じて編集してください。