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Interstage Shunsaku Data Manager インストールガイド

7.5.1 Shunsaku V6.0系とV7.0系の差異

V7.0系では、機能拡張によりV6.0系と比べて以下の機能の動作に違いがあります。

V6.0系と同様の動作をさせる方法について説明します。


システムの起動と停止

Shunsakuの動作に必要なサーバ内のすべてのプロセスは、shunsysstartコマンド、shunsysstopコマンドにより一括して起動および停止することができます。そのため、各プロセスごとに起動および停止コマンドを実行する必要はありません。詳細については、“コマンドリファレンス”を参照してください。


V6.0系と同様に、各プロセスを個別に起動または停止する場合には、対象となるプロセスの動作環境ファイルのSystemNameパラメタに、移行作業時に決定した“Shunsakuシステム名”を指定してください。詳細については、“導入・運用ガイド”の“動作環境ファイルの実行パラメタ”を参照してください。


検索式

アプリケーションに指定できる検索式の書式が拡張され、より自由度の高い検索が可能となりました。これにより、検索式内でのエスケープ文字の指定方法と、トリプルドット検索の動作に違いがあります。詳細については、“アプリケーション開発ガイド”の“検索式”を参照してください。


V6.0系と同様のエスケープ文字指定やトリプルドット検索を使用する場合には、システム用動作環境ファイル、またはdirector用動作環境ファイルのExtendedQueryパラメタに“1:互換形式のクエリを使用する”を指定してください。詳細については、“導入・運用ガイド”の“動作環境ファイルの実行パラメタ”を参照してください。


モニタリング

モニタリング用コマンドの機能が拡張され、より多くの情報のモニタリングが可能になりました。これにより、コマンドのオプション省略時の表示形式が変更されています。詳細については、“コマンドリファレンス”を参照してください。


V6.0系と同様の形式で表示する場合には、システム用動作環境ファイルのMonitoringStyleパラメタに“1:V6.0系の出力形式”を指定してください。詳細については、“導入・運用ガイド”の“動作環境ファイルの実行パラメタ”を参照してください。