J2EEモニタロギングの操作手順について、以下を説明します。
■J2EEモニタロギングの起動操作
isj2eemonitorコマンドを以下のように実行して、J2EEモニタロギングを起動します。
isj2eemonitor -start -n IJServer名 |
性能監視対象のIJServerの起動前/起動後のどちらでもJ2EEモニタロギングを起動し監視を行うことが可能です。
また、コマンド実行時にログ採取間隔や採取する情報などを指定することもできます。詳細は“リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。
IJServer起動前にロギングを開始した場合、初回採取データとしては、IJServer起動時から次回のログ採取間隔経過時の集計情報が出力されます。また、IJServerが停止されると、その時点でログ出力は停止します。
■J2EEモニタロギングの停止操作
isj2eemonitorコマンドを以下のように実行して、J2EEモニタロギングを停止します。
isj2eemonitor -stop -n IJServer名 |
また、以下のサービスを停止した場合も、J2EEモニタロギングが停止します。
“Interstage Operation Tool”サービス
Interstage JMXサービス
■監視操作の流れ
◆特定時刻のログのみ採取する場合
トラブル調査などのため、ある特定の時間のみ性能情報を採取したい場合は、以下のようにIJServer起動後に採取したいタイミングでJ2EEモニタロギング機能を開始して性能情報を分析してください。
IJServerの起動
Interstage管理コンソール、またはisstartwuコマンドでIJServerを起動します。
J2EEモニタロギングの開始
isj2eemonitorコマンドでJ2EEモニタロギングを開始します。
性能情報の分析
出力された情報をMicrosoft(R) Excelなどで分析します。
J2EEモニタロギングの停止
isj2eemonitorコマンドでJ2EEモニタロギングを停止します。
2.~4.を繰り返します。
IJServerの停止
Interstage管理コンソール、またはisstopwuコマンドでIJServerを停止します。
◆継続的にログを採取する場合
継続的にログを採取して性能チューニングの妥当性の検証を行いたい場合は、以下のようにJ2EEモニタロギング機能の起動後に、IJServerを起動して性能情報を分析してください。
J2EEモニタロギングの開始
isj2eemonitorコマンドでJ2EEモニタロギングを開始します。
IJServerの起動
Interstage管理コンソール、またはisstartwuコマンドでIJServerを起動します。
性能情報の分析
出力された情報をMicrosoft(R) Excelなどで分析します。
IJServerの停止
Interstage管理コンソール、またはisstopwuコマンドでIJServerを停止します。
J2EEモニタロギングの停止
isj2eemonitorコマンドでJ2EEモニタロギングを停止します。
1.~5.を繰り返します。