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Interstage Application Server ディレクトリサービス運用ガイド

D.1.12 レプリケーションで使用する差分ログファイルの容量見積もり

  差分ログファイルのサイズは、以下の見積もり式にもとづいて決定してください。

見積り式

差分ログファイルのサイズ = L × H

L:単位時間あたりの平均ログ量
H:一括差分複写業務のスケジュール間隔の時間

単位時間あたりの平均ログ量(L) = R × 2 × 更新件数
                                = R × 2 × 単位時間あたりの更新属性数 × 2(バイト)
                                = R × 4 × 単位時間あたりの更新属性数(バイト)

R:差分ログのレコード長(単位はバイト)

差分ログのレコード長(R) =95 +( 2 × Sm) + (230 + 2 × Sm + Bm) × An)
  Sm:文字属性最大長
  Bm:バイナリ属性最大長
  An:1エントリあたりの属性数

注意事項

  差分ログファイルは、自動的に容量が拡張されます。拡張された領域は、抽出処理によって差分データが抽出されるときに自動的に返却されます。拡張サイズを以下に示します。
  1Gバイトは1,024Mバイト、1Mバイトは1,024Kバイト、1Kバイトは1,024バイトです。

初期量

拡張サイズ

20Mバイト未満

初期量の25%

20Mバイト以上、2Gバイト未満

5Mバイト

2Gバイト以上

50Mバイト