トランザクションログファイルのデータ部のサイズは、以下の見積り式に基づいて決定してください。
なお、ここで算出される値は、理想的な状態でデータが格納された場合の理論値です。実際には削除などの処理により理想的な状態で格納されません。この計算値を最低限必要な値と考えて見積もってください。
また、作成後は、お客様システムのピーク時におけるトランザクション数および最大ログ量のモデルで、トランザクションログファイルの使用率が80%を超過しないよう十分検証してください。
トランザクションログファイルのデータ部のサイズ = ( 410 + 1エントリあたりの文字列型属性の平均サイズ × 3 + 1エントリあたりのバイナリ型属性の平均サイズ ) ×1エントリあたりの属性数 × 36 + 7488 |
注意事項
上記見積り式の結果が、10Mバイトに満たない場合は、10Mバイト以上のサイズとし、使用率が80%を超えないよう十分検証をしてください。
トランザクションログファイルのインデックス部のサイズは、4096バイト固定です。
トランザクションログファイルの管理部のサイズは、1536バイト固定です。
1Gバイトを超過する差分ログファイルを使用する場合、お客様システムのメモリサイズによっては、差分ログファイルの書込み保証が遅延する場合があります。トランザクションログファイルの使用率が80%を超えないよう、トランザクションログファイルのサイズを拡張することをお勧めします。