データベースにRDBを使用する場合、データベースサーバのスペックに応じて、リポジトリからRDBへの最大コネクション数を最適な値とすることで、多重検索性能を向上させることができます。
共用するすべてのリポジトリの、データベースへの最大コネクション数を設定します。
初期値は「16」です。データベースを配置するサーバのCPU数×4の値を推奨します。
リポジトリからRDBへの最大コネクション数の設定は、irepadminコマンド使用して行います。設定方法の詳細は、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“Interstage ディレクトリサービス運用コマンド”を参照してください。
また、リポジトリからRDBへの最大コネクション数の設定に応じて、データベース側の最大コネクション数を設定、または変更する必要があります。なお、Interstage ディレクトリサービスの使用時に必要となるコネクション数は、以下の式から算出します。
(リポジトリからRDBへの最大コネクション数 + 1) × リポジトリ数
【Symfoware Serverの場合】
システム用の動作環境ファイルのパラメタで指定します。パラメタの指定値に、上記のInterstage ディレクトリサービスの使用時に必要となるコネクション数の算出値を指定、または加算してください。
MAX_CONNECT_SYS(データベースがリポジトリと同一マシン上にある場合)
MAX_CONNECT_TCP(データベースがリポジトリと異なるマシン上にある場合)
【Oracleデータベースの場合】
データベース初期化パラメタで指定します。パラメタの指定値は、上記のInterstage ディレクトリサービスの使用時に必要となるコネクション数の算出値を考慮し、Oracleデータベースのマニュアルを参照して算出してください。
PROCESSES
または、
SESSIONS
TRANSACTIONS