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Interstage Application Server ディレクトリサービス運用ガイド

6.1.3 2台目以降のマシンへのリポジトリのリストア

  1台目のマシンのリポジトリ環境のバックアップを、データベースを共用する2台目以降のマシンのマシンにリストアします。

  1. 1台目のマシンのリポジトリ環境のバックアップを、2台目以降のマシンに転送

    6.1.1 データベースを共用するリポジトリのバックアップ”で作成したバックアップディレクトリ(Solaris、Linuxではバックアップファイル)を、データベースを共用する2台目以降のマシンに転送します。
    転送する場合には、第三者に盗聴されないように注意してください。また、使用後は必ず削除してください。

  2. 2台目以降のマシン上で、リポジトリ環境をリストア

    データベースを共用する2台目以降のマシン上で、ireprestsysコマンドを実行し、バックアップディレクトリ(Solaris、Linuxではバックアップファイル)のデータをリストアします。コマンドに指定するリポジトリ名は、バックアップしたリポジトリの名前と同じものを指定してください。
    ireprestsysコマンドの詳細は、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“バックアップコマンド”を参照してください。


      バックアップ先ディレクトリ  X:\Backup\irep\rep001_back
      リポジトリ名  rep001

    ireprestsys -d X:\Backup\irep\rep001_back -R rep001
    IREP: 情報: irep11001: リストアが成功しました。 X:\Backup\irep\rep001_back [rep001]


      バックアップファイル名  /backup/irep/rep001_back.tar.gz
      リポジトリ名  rep001

    # ireprestsys -f /backup/irep/rep001_back.tar.gz -R rep001
    UX:IREP: 情報: irep11001: リストアが成功しました。 /backup/irep/rep001_back.tar.gz [rep001]