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Interstage Application Server 運用ガイド(基本編)

D.4.3 開発環境から運用環境への移行

  共存サーバの分離機能を利用して、共存サーバを利用した開発環境から、管理サーバと管理対象サーバを分離した運用環境に移行することができます。

  以下の手順で作業を行なってください。


  以下の手順のうち、共存サーバのバックアップ資源の分離以外は、通常の開発環境から運用環境への移行と同じ手順です。本操作を行なう前に必ず“3.11 開発環境から運用環境へのサイト移行”を参照してください。

D.4.3.1 サイト情報定義ファイルの作成

  開発環境、運用環境のIPアドレス/ホスト名を調査し、それらを元にサイト情報定義ファイルを作成します。

  手順の詳細は、“3.11.1 開発環境から運用環境へのサイト移行”を参照してください。

D.4.3.2 開発環境のバックアップ

  開発環境でバックアップを行う一括実行バッチファイル(シェルスクリプト)を作成します。
  一括実行バッチファイル(シェルスクリプト)を使用して、バックアップを行い、バックアップ資源を作成します。

  手順の詳細は、“3.11.1 開発環境から運用環境へのサイト移行”を参照してください。

D.4.3.3 共存サーバのバックアップ資源の分離

  issepbackuprscコマンドを使用して、共存サーバのバックアップ資源から、管理サーバ用および管理対象サーバ用のバックアップ資源を抽出します。

  手順の詳細は“D.4.1 共存サーバのバックアップ資源の分離”を参照してください。

D.4.3.4 運用環境へバックアップ資源を移入

  運用環境で移入を行う一括実行バッチファイル(シェルスクリプト)を作成します。
  事前にバックアップ資源を移入対象サーバへコピーしてください。
  作成した一括実行バッチファイル(シェルスクリプト)を使用して、移入を行ってください。
  手順の詳細は、“3.11.1 開発環境から運用環境へのサイト移行”を参照してください。

D.4.3.5 運用環境のサイト情報を変更

  運用環境の管理サーバが管理する管理対象サーバのIPアドレス/ホスト名を変換します。
  手順の詳細は、“3.11.1 開発環境から運用環境へのサイト移行”を参照してください。