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Interstage Application Server 運用ガイド(基本編)

4.2.4 資源移入手順(管理サーバの場合)

  管理サーバの場合の、Interstage資源を他サーバへ移行する場合の、移行先サーバで実施する資源移入手順について説明します。

  資源の移入は、以下を確認した上で操作を開始してください。

  管理サーバ機能の資源を移入する場合は、Interstage Application Server Enterprise Editionがインストールされたサーバに移入することができます。Enterprise Edition以外のサーバに対して管理サーバ機能を移入した場合、Interstage JMXサービス資源の移入に失敗します。

操作手順

  Interstage資源を他サーバへ移入する場合の、移行先サーバで実施する資源移入手順は、同一マシン上でのリストア手順とほぼ同じです。“4.1.6 リストア手順(管理サーバの場合)”を参照してください。
  ここでは、リストア手順とは手順が異なる場合について説明します。

4.2.4.1 サービスの停止

  “4.1.3.1 サービスの停止”を参照して、サービスを停止します。

4.2.4.2 移入対象資源の確認

  移入対象とするサービス資源は、移出操作時に、移出対象とした資源になります。以降の操作では、移入対象とするサービス資源に対して移入操作を行ってください。

4.2.4.3 資源の移入

  資源の移入方法は、管理対象サーバおよびスタンドアロンサーバの場合と同じです。
  “4.2.3 資源移入手順(管理対象サーバおよびスタンドアロンサーバの場合)”に記載されている各サービス資源の移入手順を参照してください。

  なお、業務構成管理とInterstage ディレクトリサービスの移入手順はリストア手順と全く同じです。

4.2.4.4 サービスの起動

  “4.1.3.5 サービスの起動”を参照してサービスを起動します。


  資源移入後のサービス起動に失敗した場合には、出力メッセージに対する対処の前に、移入資源の不足、移入手順の誤りなどがないかを確認してください。