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Interstage Application Server 運用ガイド(基本編)

4.1.6 リストア手順(管理サーバの場合)

  管理サーバの場合の、資源破壊発生時など、バックアップしておいたInterstage資源を復旧するためのリストア手順について説明します。


  Interstage ディレクトリサービスはログイン認証にディレクトリサービスを使用している場合のみリストアしてください。

  リストアは、以下を確認した上で操作を開始してください。

  管理サーバ機能の資源をリストアする場合は、Interstage Application Server Enterprise Editionがインストールされたサーバにリストアすることができます。Enterprise Edition以外のサーバに対して管理サーバ機能をリストアした場合、Interstage JMXサービスのリストアに失敗します。

■操作手順

  リストアは以下の手順で行います。

4.1.6.1 サービスの停止

  “4.1.3.1 サービスの停止”を参照して、サービスを停止します。

4.1.6.2 リストア対象資源の確認

  リストア対象とするサービス資源は、バックアップ操作時に、バックアップ対象とした資源になります。以降の操作では、リストア対象とするサービス資源に対してリストア操作を行ってください。
  なお、管理サーバでは、以下のサービス資源のリストアは必須となります。

4.1.6.3 資源のリストア

  資源のリストア方法は、管理対象サーバおよびスタンドアロンサーバの場合と同じです。
  “4.1.5 リストア手順(管理対象サーバおよびスタンドアロンサーバの場合)”に記載されている各サービス資源のバックアップ手順を参照してください。

4.1.6.4 サービスの起動

  “4.1.3.5 サービスの起動”を参照してサービスを起動します。


  リストア後のサービス起動に失敗した場合には、出力メッセージに対する対処の前に、リストア資源の不足、リストア手順の誤りなどがないかを確認してください。