管理サーバの場合の、資源破壊発生時など、バックアップしておいたInterstage資源を復旧するためのリストア手順について説明します。
Interstage管理コンソールの資源
Interstage JMXサービスの資源
業務構成管理の資源
Interstage ディレクトリサービスの資源
Interstage ディレクトリサービスはログイン認証にディレクトリサービスを使用している場合のみリストアしてください。
ここでは、以下のバックアップ資源格納用ディレクトリが存在することを前提に説明します。
X:\Backup
/backup
リストアは、以下を確認した上で操作を開始してください。
Interstageの再インストールが必要になった場合は、インストールが完了していること。
Interstageのインストールディレクトリ、インストールドライブ(Windows (R)の場合)が、バックアップ前と同じディレクトリ構成に配置されていること。
管理サーバ機能の資源をリストアする場合は、Interstage Application Server Enterprise Editionがインストールされたサーバにリストアすることができます。Enterprise Edition以外のサーバに対して管理サーバ機能をリストアした場合、Interstage JMXサービスのリストアに失敗します。
■操作手順
リストアは以下の手順で行います。
“4.1.3.1 サービスの停止”を参照して、サービスを停止します。
リストア対象とするサービス資源は、バックアップ操作時に、バックアップ対象とした資源になります。以降の操作では、リストア対象とするサービス資源に対してリストア操作を行ってください。
なお、管理サーバでは、以下のサービス資源のリストアは必須となります。
資源のリストア方法は、管理対象サーバおよびスタンドアロンサーバの場合と同じです。
“4.1.5 リストア手順(管理対象サーバおよびスタンドアロンサーバの場合)”に記載されている各サービス資源のバックアップ手順を参照してください。
“4.1.3.5 サービスの起動”を参照してサービスを起動します。
リストア後のサービス起動に失敗した場合には、出力メッセージに対する対処の前に、リストア資源の不足、リストア手順の誤りなどがないかを確認してください。