Interstageの資源や運用環境の他サーバへの複写(資源移行)、ホスト情報(IPアドレスやホスト名)の変更方法について説明します。
Interstageの運用環境を構築したサーバ(移行元サーバ)で資源移出を実施し、複写先のサーバ(移行先サーバ)で資源移入を実施します。複写先のサーバで、事前にInterstageの運用環境の初期化を行わずに、同様のサーバ運用環境を構築することができます。
また、Interstageを運用しているサーバのホスト情報(IPアドレスやホスト名)の変更は、一台のサーバで、Interstageの資源移出と資源移入を行うことで実施できます。資源移入時に、変更したいホスト情報を指定して資源移入の操作を行ってください。
資源移行を行う場合、移行先サーバのシステム構成は移行元サーバと同じである必要があります。
OS
Interstageのバージョン・レベル
Interstageのインストールパス
使用するInterstageのサービス
ユーザアプリケーションや資源ファイルの格納パス
CORBAアプリケーションやトランザクションアプリケーションで使用するコード系
なお、資源移行の対象は、運用環境などを定義するInterstageが保持するファイルのみです。ユーザアプリケーションなどは対象外ですので、必要に応じて移行してください。