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ServerView Resource Coordinator VE 導入ガイド

6.1.3 LANスイッチの登録

ここでは、LANスイッチの登録について説明します。

LANスイッチを登録することで以下の機能が利用できます。

なお、LANスイッチブレードが1つも登録されていない場合は、LANスイッチ同士の結線関係だけ可視化できます。またLANスイッチブレードが1つも登録されておらず、LANスイッチを1つだけ登録した場合、結線関係は何も表示されません。

6.1.3.1 シャーシ内のLANスイッチブレードの登録

LANスイッチブレードの登録は、事前にシャーシ登録が必要です。

以下の手順で、LANスイッチを登録します。

6.1.3.2 LANスイッチ(LANスイッチブレード以外)の登録

LANスイッチの登録を以下の流れで行います。

  1. 探索」を参照し、LANスイッチを探索します。

  2. 登録」を参照し、ネットワークリソースツリーに表示されたLANスイッチを登録します。


探索

  1. RCコンソールのメニューで[ツール]-[探索]-[LANスイッチ探索]を選択します。

    [LANスイッチ探索]ダイアログが表示されます。

  2. [LANスイッチ探索]ダイアログで以下の項目を設定します。

    開始IPアドレス

    LANスイッチを探索するネットワーク範囲の開始IPアドレスを入力します。
    ピリオド(".")を使用して入力します。

    100.100.100.100

    サブネットマスク

    探索するネットワークのサブネットマスクを入力します。
    ピリオド(".")を使用して入力します。

    255.255.255.0

    個数

    探索するIPアドレスの数を1以上の値で入力します。
    指定できる個数の最大値は、サブネットマスク長のホスト数分です。

    サブネットマスクに255.255.255.0を指定した場合に指定可能な範囲は、1~256です。

    SNMPコミュニティ名

    LANスイッチブレードに設定したSNMPコミュニティ名を入力します。
    "public"を選択するか、任意の名前を入力します。
    半角英数字、アンダースコア("_")およびハイフン("-")で構成された32文字以内の文字列を入力します。

  3. <OK>ボタンをクリックします。

    指定されたネットワークの探索を開始します。
    探索が完了すると、ネットワークリソースツリーに、検出されたLANスイッチが"未登録"状態で表示されます。


登録

  1. RCコンソールのリソースツリーでリソースを右クリックし、表示されたメニューで[登録]-[LANスイッチ]を選択します。

    [LANスイッチの登録]ダイアログが表示されます。

  2. [LANスイッチの登録]ダイアログで以下の項目を設定します。

    LANスイッチ名(管理用のノード名)

    LANスイッチブレードを管理するための名前を入力します。
    半角英数字(大文字/小文字)、アンダースコア("_")、ハイフン("-")およびピリオド(".")で構成された32文字以内の文字列を入力します。
    なお、デフォルト値は、探索時に取得したLANスイッチの機器名称、または機器名称が取得できない場合はIPアドレスになります。

    SNMPコミュニティ名

    LANスイッチブレードに設定したSNMPコミュニティ名を入力します。
    "public"を選択するか、任意の名前を入力します。
    半角英数字、アンダースコア("_")およびハイフン("-")で構成された32文字以内の文字列を入力します。

  3. <OK>ボタンをクリックします。

    登録されたLANスイッチがネットワークリソースツリーに表示されます。

注意

探索したLANスイッチのIPアドレスの値を、登録していない別のLANスイッチの値にして登録できる場合がありますが、運用上不整合が生じます。
登録対象のLANスイッチに対して別の機器のIPアドレスを指定して登録した場合は、「6.4.3.2 LANスイッチの削除」を参照して登録対象のLANスイッチを削除したあと、再度LANスイッチ探索と登録を行ってください。