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Systemwalker Centric Manager/Systemwalker Event Agent トラブルシューティングガイド 監視編

A.1.4 Solaris版 11.0以降/Linux版 V11.0L10以降/HP-UX版 11.0以降/AIX版 11.0以降の場合

ここでの記載内容は、Solaris版 11.0以降/Linux版 V11.0L10以降/HP-UX版 11.0以降/AIX版 11.0以降を対象にしています。

クライアントの場合は、“Windows版 V11.0L10以降/Windows for Itanium版 V12.0L11以降の場合”を参照してください。

世代管理の設定

保守情報の世代管理を行うことができます。初期値は3世代が設定されています。世代を変更する場合は、世代管理のコマンドを実行してください。

設定方法については、“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”を参照してください。

保守情報の収集方法

以下のコマンドを実行し、保守情報を収集します。

コマンドの詳細は、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。

/opt/FJSVftlc/swcolinf/swcolinf [-i Name] -o OutPath [-c Comment]

→採取状況および格納先が表示されます。

# ./swcolinf -i framework -o /export/home
Collecting TRACE information...
Collecting FJSVfwbs information...
Collecting FJSVfwgui information...
Collecting FJSVfwsec information...
Collecting FJSVfwcrt information...
Collecting FJSVfwtrs information...
Collecting FJSVssc information...
Collecting COMMON information...

Systemwalker Centric Manager information has collected successfully.
Storage location: /export/home/CentricManager/0002
#

注意

資料が収集されなかった場合

収集できなかった資料と格納先が機能別に表示されます。その場合は、再度保守情報の収集を行ってください。

再度実行しても採取できない資料があった場合は、収集できなかった資料を格納先へコピーしてください。詳細は、“保守情報を収集できなかった場合”を参照してください。

ポイント

  • 保守情報収集(全項目)にかかる時間の目安は、以下のとおりです。

    • CPU:SPARC64(TM) GP 400MHz × 2

    • メモリ:2048MB

    • 収集時間:6分15秒

保守情報の収集状況の確認

以下のコマンドを実行し、保守情報の収集状況を確認します。

コマンドの詳細は、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。

/opt/FJSVftlc/swcolinf/swcolinf -l Outpath

[Outpath]

採取した資料の情報を表示する格納先ディレクトリを指定します。

【実行例】

保守情報の収集状況の実行例を示します。

***  Systemwalker Centric Manager  Information ***
OUTPATH:/temp
FOLDER                    DATE                FUNCTION   COMMENT
/temp/CentricManager/0001 2002/05/05 10:10:10 all        all
/temp/CentricManager/0002 2002/05/06 10:10:10 event,tool tool:error

自動収集について

イベント監視やプロセス監視で、コマンドを発行する機能と連携して保守情報収集ツールのコマンドを設定し、トラブル発生時に自動的に調査資料が採取できるようになります。

詳細は、“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”を参照してください。

注意事項