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Systemwalker Centric Manager/Systemwalker Event Agent トラブルシューティングガイド 監視編

19.2 サーバ性能情報の監視・収集ができない

対象バージョンレベル

対処1

エラーメッセージ

Snmpdx: [daemon.error] Subagent died: MpTrfExAs

情報獲得に失敗しました。対象システム上の性能拡張エージェントがインストールされていないか、起動されていない可能性があります。

確認ポイント

SNMPエージェント(snmpdx) の管理テーブルからサブエージェントの性能監視拡張エージェントのエントリを削除したため発生します。SNMPエージェントと性能監視拡張エージェントとの間で応答が遅延した場合や、しきい値監視"OFF"のサーバ性能ポリシーを配付した場合にも発生します。

原因

SNMPエージェント(snmpdx) の管理テーブルからサブエージェントの性能監視拡張エージェントのエントリを削除したため発生します。SNMPエージェントと性能監視拡張エージェントとの間で応答が遅延した場合にも発生します。

対処方法

対処2

エラーメッセージ

MpTrfExA: WARNING: 333: アラーム通知に失敗しました。収集処理は続行します。

原因

性能監視拡張エージェントで使用するテンポラリファイルが作成できなかった場合、または、OSコマンドの一時的な動作異常の場合に発生します。

性能監視拡張エージェントで使用するテンポラリファイルが存在しなかったことが原因としては、以下のことが考えられます。

対処方法

一時的なエラーの場合は、次回のサンプリング間隔より正常に動作します。

対処3

エラーメッセージ

MpTrfExA: エラー: 332: 性能情報の収集に失敗しました。収集処理を停止します。Process = プロセス名 Detail = 原因コード

原因

システムのリソース不足によって、一時的に性能情報の収集ができなかったことが原因として考えられます。

対処方法

現象再現時には、性能監視拡張エージェントが動作しているか確認し、動作していない場合は再起動してください。また、動作している場合は、次回のサンプリング間隔より正常に動作します。

なお、Detail=12が発生した場合には、領域及びメモリが不足していないかを確認してください。また、Detail=128が頻発する場合は、デスクトップヒープ領域の拡張を実施してください。

また、Process=fork の場合、性能監視拡張エージェントが新規プロセスの作成に失敗したことを示しています。システム負荷が高いことが考えられますので、原因を対処した上で性能監視拡張エージェントを再起動してください。

対処4

エラーメッセージ

MpPmonC: ERROR: 3:MpPmonC[2508]:1000002:Systemwalker CentricMGR のプロセス(MpTrfExAgt.exe)が正常に動作しているか確認してください。

確認ポイント

原因

対処方法

対処5

原因

“構成情報とポリシーの同期配付”欄の「同期・配付」を「同期する」に設定していた場合は、構成情報上から監視対象としていたノードが削除されると、性能監視の監視対象からも削除されます。

対処方法

構成情報を再登録した上で、性能監視の監視対象として再登録してください。

対処6

エラーメッセージ

MpTrfAgt: WARNING: 202: (ノード)に対する情報収集処理がタイムアウトしました。
MpTrfAgt: WARNING: 210: (ノード)に対するMIBオブジェクト獲得に失敗しました。
情報収集を停止します。

原因

SNMPエージェントの起動スクリプトをリネームするなどして、SNMPエージェントの起動抑止をしている場合、性能情報を収集することができません。

対処方法

SNMPエージェントの起動抑止を解除してください。