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Systemwalker Centric Manager/Systemwalker Event Agent トラブルシューティングガイド 監視編

14.16 WWWサーバがHTTPSプロトコルで動作している場合、インターネットサーバ管理の監視が行えない

対象バージョンレベル

原因

監視の前処理として、HTTPプロトコルを使用し、監視対象のWWWサーバが稼働しているかの確認を行っていますが、この際に、HTTPSプロトコルで動作するWWWサーバを認識することができないため、監視を行うことができません。

対処方法

監視対象のWWWサーバで、HTTPSプロトコルの他に、HTTPプロトコルを動作させ、そのHTTPプロトコルを用いてWWWサーバの稼働状態の確認が行えるように設定することにより、インターネットサーバ管理の監視を行うことができます。

設定を行うには、監視対象サーバの環境設定ファイルに、

“HTTPPORT=”にHTTPプロトコルで使用するポート番号

“CONFFILE=”にHTTPSプロトコルで使用する設定ファイル

と指定してください。

[設定例]

HTTPプロトコルで使用するポートが80で、HTTPSプロトコルで使用する設定ファイルが/usr/local/apache2/conf/ssl.confの場合、環境設定ファイルを

[ISMPRV]
HTTPPORT=80
CONFFILE=/usr/local/apache2/conf/ssl.conf

と指定してください。