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Systemwalker Centric Manager/Systemwalker Event Agent トラブルシューティングガイド 監視編

9.6.13 監視対象のメッセージが破棄される

エラーメッセージ

[V13.0.0以前]

opagtd: 警告: 205: 監視対象メッセージを破棄しました (データ数=XXXX)

[V13.1.0]

opagtd: 警告: 205: 監視対象メッセージを破棄しました (データ数=XXXX)。YYYYにおいてSystemwalker Centric Manager起動前の監視対象メッセージが500件を超えました。

XXXX:破棄されたデータ数

YYYY:破棄対象(以下の文字列)

対象バージョンレベル

確認ポイント

長期間  Systemwalker Centric Manager を停止していませんか。

Systemwalker Centric Manager を停止中に200件(V13.1.0では500件)を超えるメッセージが発生していませんか。

原因

システム監視エージェントの起動前に、監視ログファイル、またはシステムログに200メッセージ以上出力された場合、各ログにて最新の200メッセージしか監視しません。そのため、起動前に200メッセージ以上が出力されていると、上記メッセージを出力してメッセージを破棄します。

※V13.1.0では最新の500メッセージが監視対象になります。

対処方法

破棄対象箇所(シスログ、監視ログファイルなど)に重要なメッセージが存在していないか確認し、必要であればメッセージにあわせた対処を実施してください。

Systemwalker Centric Managerの長期間の停止は行なわないようにしてください。また、V13.1.0では連携製品などでSystemwalker Centric Managerの起動前に大量のメッセージを通知しているものがある場合、起動順序などの運用を見直してください。

破棄対象がシスログの場合、/etc/syslog.confファイルでinfo(情報)レベルのメッセージをSystemwalker Centric Managerに通知する設定をしていると、Systemwalker Centric Managerの起動前にシスログに出力されるメッセージが多くなり、200件(V13.1.0では500件)を超える場合が起こりやすくなります(当メッセージが出力されやすくなります)。Systemwalker Centric Managerに通知するメッセージの設定を絞り込む(warning(警告))レベル以上のメッセージを通知する設定にすることにより対処できます。

※監視対象となっているシステムログのメッセージを見る方法、および監視対象の変更方法は、“syslogに出力するメッセージが表示されない”対処4を参照してください。