エラーメッセージ
[V13.0.0以前]
opagtd: 警告: 205: 監視対象メッセージを破棄しました (データ数=XXXX) |
[V13.1.0]
opagtd: 警告: 205: 監視対象メッセージを破棄しました (データ数=XXXX)。YYYYにおいてSystemwalker Centric Manager起動前の監視対象メッセージが500件を超えました。 |
XXXX:破棄されたデータ数
YYYY:破棄対象(以下の文字列)
システムのログ
監視ログファイル(<対象ファイル名>)
連携製品
対象バージョンレベル
Systemwalker Centric Manager
Solaris版:5.0以降
HP-UX版:5.1以降
AIX版:10.0以降
Linux版:5.2、V10.0L10以降
Systemwalker Event Agent
Solaris版:10.1以降
Linux版:V11.0L10以降
確認ポイント
長期間 Systemwalker Centric Manager を停止していませんか。
Systemwalker Centric Manager を停止中に200件(V13.1.0では500件)を超えるメッセージが発生していませんか。
原因
システム監視エージェントの起動前に、監視ログファイル、またはシステムログに200メッセージ以上出力された場合、各ログにて最新の200メッセージしか監視しません。そのため、起動前に200メッセージ以上が出力されていると、上記メッセージを出力してメッセージを破棄します。
※V13.1.0では最新の500メッセージが監視対象になります。
対処方法
破棄対象箇所(シスログ、監視ログファイルなど)に重要なメッセージが存在していないか確認し、必要であればメッセージにあわせた対処を実施してください。
Systemwalker Centric Managerの長期間の停止は行なわないようにしてください。また、V13.1.0では連携製品などでSystemwalker Centric Managerの起動前に大量のメッセージを通知しているものがある場合、起動順序などの運用を見直してください。
破棄対象がシスログの場合、/etc/syslog.confファイルでinfo(情報)レベルのメッセージをSystemwalker Centric Managerに通知する設定をしていると、Systemwalker Centric Managerの起動前にシスログに出力されるメッセージが多くなり、200件(V13.1.0では500件)を超える場合が起こりやすくなります(当メッセージが出力されやすくなります)。Systemwalker Centric Managerに通知するメッセージの設定を絞り込む(warning(警告))レベル以上のメッセージを通知する設定にすることにより対処できます。
※監視対象となっているシステムログのメッセージを見る方法、および監視対象の変更方法は、“syslogに出力するメッセージが表示されない”対処4を参照してください。