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Systemwalker Centric Manager/Systemwalker Event Agent トラブルシューティングガイド 監視編

9.1.4 [システム監視設定]画面でのボタン押下時に、「XXXXXは二重起動できません。他クライアントからの起動を確認してください。」とポップアップメッセージが表示される

エラーメッセージ

サーバ環境定義は二重起動できません。他クライアントからの起動を確認してください。
操作メニュー定義は二重起動できません。他クライアントからの起動を確認してください。
通信環境定義は二重起動できません。他クライアントからの起動を確認してください。
監視ログファイル定義は二重起動できません。他クライアントからの起動を確認してください。
メール連携定義は二重起動できません。他クライアントからの起動を確認してください。
サーバ間連携定義は二重起動できません。他クライアントからの起動を確認してください。

対象バージョンレベル

対処1

確認ポイント

起動しようとした画面と同じ画面を、他のWindows端末で表示していませんか。

原因

起動しようとした画面と同じ画面が、既に他のWindows端末で表示されているためです。

エラーメッセージにある各画面は、複数のWindows端末から同じサーバに接続して同時に起動することはできません。

対処方法

他のWindows端末で表示されている画面を終了してから、再度起動してください。

対処2

確認ポイント

他のWindows端末において、起動しようとした画面と同じ画面を表示していないのに、エラーメッセージが表示されていますか。

原因

画面の接続先となるサーバにおいて、画面からの接続状況を管理する情報が、何らかの理由により残存している状態が考えられます。

この情報は、サーバ側で画面とのTCP/IP切断を検知した場合にクリアされます。

しかし、ネットワーク不調や、画面を表示した状態でWindows端末の電源を強制的に切断した場合等に、稀にサーバ側で画面とのTCP/IP切断を検知しないことがあります。

対処方法

画面の接続先となるサーバ側で以下の操作を実施後、再度、画面を起動してください。

<接続先のサーバがWindowsサーバである場合>

接続先のサーバ上で、サービス"SystemWalker MpOpgui"を再起動してください。

<接続先のサーバがUNIXサーバである場合>

接続先のサーバ上で、以下の手順でプロセス"mpstartsv"を再起動してください。

[Solaris版]

  1. 以下のコマンドを実行し、"mpstartsv"を停止します。

    sh /etc/rc2.d/S73opagt.syslog stop

  2. 以下のコマンドを実行し、"mpstartsv"を起動します。

    sh /etc/rc2.d/S73opagt.syslog start

  3. 以下のコマンドを実行し、syslogdにHUPシグナルを通知します。

    ps -ef | grep syslogd
    kill -HUP <上記で確認したプロセスID>

[HP-UX版]

  1. 以下のコマンドを実行し、"mpstartsv"を停止します。

    sh /opt/FJSVsagt/sbin/init.d/opagt.syslog stop

  2. 以下のコマンドを実行し、"mpstartsv"を起動します。

    sh /opt/FJSVsagt/sbin/init.d/opagt.syslog stop

  3. 以下のコマンドを実行し、syslogdにHUPシグナルを通知します。

    ps -ef | grep syslogd
    kill -HUP <上記で確認したプロセスID>

[AIX版]

  1. 以下のコマンドを実行し、"mpstartsv"を停止します。

    sh /opt/FJSVsagt/etc/script/opagt.syslog stop

  2. 以下のコマンドを実行し、"mpstartsv"を起動します。

    sh /opt/FJSVsagt/etc/script/opagt.syslog start

  3. 以下のコマンドを実行し、syslogdにHUPシグナルを通知します。

    ps -ef | grep syslogd
    kill -HUP <上記で確認したプロセスID>

[Linux版]

  1. 以下のコマンドを実行し、"mpstartsv"を停止します。

    sh /opt/FJSVsagt/etc/init.d/opagt.syslog stop

  2. 以下のコマンドを実行し、"mpstartsv"を起動します。

    sh /opt/FJSVsagt/etc/init.d/opagt.syslog start

  3. 以下のコマンドを実行し、syslogdにHUPシグナルを通知します。

    ps -ef | grep syslogd
    kill -HUP <上記で確認したプロセスID>

注意

  • 上記手順1~3の実施により、syslog連携機能も同時に再起動されます。そのため、3の手順が完了するまでの間に発生したsyslogd経由のメッセージは、監視できません。

  • syslog連携機能を停止している間にsyslogdとの接続が切断されたことをあらわすメッセージが出力される場合がありますが、3の手順を完了することで復旧しますので、そのメッセージは無視してください。